文字数 134文字

雨がしとしと降る日、男の子は傘をさして大きな木の下まで来ました。
雨宿りするように大きな木にもたれかかります。
何も言わない男の子の顔には涙が流れていました。
大きな木は雨に濡れないよう男の子を包みました。
次第に大きくなる男の子の泣き声、それでもずっと温めるよう包みました。
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