文字数 221文字

大きな木の下で、男の子がお昼寝をしています。
どれくらい寝ているかしら、とっても気持ちが良さそう。
「ああ、よく寝た」
お天道様が傾き、寝ていた男の子の顔を差すと、彼は伸びをして起きました。
「どのくらい寝ていたのかな?」
「少しお日様の位置が変わるくらい。とっても気持ちが良さそうだったから起こさなかったの」
と、大きな木は答えました。
男の子は大きな木にお礼を言うと、帰って行きました。
次の日から、男の子は毎日大きな木の下へやってくるようになりました。
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