第2話

文字数 159文字

授業終わりに乗る電車。6時間前の栄養補給なんか意味をなすはずがない。胃に空気がせり上がっていく感覚。
(やばっ、くる)
グゥーーーー
空気が押し出されると共に身体に響く音。
(オワタ)
私が掴む吊革の下のお兄さんよ。あなたが首に掛けているヘッドホンを耳にかけるだけで救われる尊い命があることをわかって欲しい。


ああ、死にたい
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