第3話

文字数 258文字

爆食朝ごはんを終えて、爆速チャリ登校をして学校につくと、大腸にガスを感じる。オナラなんか出せるわけが無いから我慢する。トイレに行くとなぜか止まるこいつは、よりにもよって静寂な一方通行型授業で猛威をふるう。
(あーー、これはヤバい)
プゥ
おしりの穴ではなくて腸壁を突破して出てくる音。しかも行き場を失ったガスは胃に押し戻されて広がる感触。その感覚はズバリ浣腸。なんでもない様子を取り繕って筆箱のチャックを弄る。ペンを持ち替えて視線を黒板へ。
(あ、板書……)
気が逸れているうちにとっくに板書は姿を変えている。


ああ、死にたい
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