【台詞サンプル】聖奈が犯人だと突き止めた祐一が、戸崎と一緒に会いに行く

文字数 393文字

「キミが今村聖奈か?」
「なんですか?」
「この子を探している」
 コスプレ写真をみせる。
「違うだろっ! 悪いね、コイツ目的を履き違えてるんだよ」
「履き違えてない。オレの目的はこの子に会うことだって言ったじゃんか。他はどうでもいいし、ましてやキミに興味なんてないさ」
 祐一を無視してコンピューター部の戸崎が聖奈に尋ねる。
「写真をアップロードしてるよね」
「アタシです」
 不機嫌を隠そうともせず聖奈は言い切る
「そうか、正直に話し・・・あっさり認めるね」
「その写真アタシです。アタシが風姫のコスプレしたんですっ!」
「目の大きさが違うじゃんか」
「テーピングテープでリフトアップしたんです」
 聖奈は実際に瞼を持ち上げ、目を大きくした。
「目の色が違うじゃん」
「カラコンですよ」
「胸の大きさが・・・」
「はい、祐一アウト・・・。とりあえず藤田先生がコンピューター部の部室で待ってるから、一緒に来てくれるかな」
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登場人物紹介

福永祐一 (ふくながゆういち)

主人公

中学2年生

他人からどう思われようが気にしない

過信はしないが、図に乗るタイプ

運動神経は並。体力はある

地頭は良いが、授業中に寝てるなど態度が不真面目なため、成績は上の下

整った顔立ちだが、美形という程ではない

味音痴という程ではないが、栄養を優先する。食べられれば何でも良いと考えているため、味に五月蠅くない。昆虫食もOK

ネットでソフトウェアエンジニア(天才ハッカー)の仕事をしている。

異世界ファンタジーが好き

将来は世界遺産巡り、世界旅行をしたい。ただ働きながらは日数が足りないため、フリーランスのソフトウェアエンジニアとして稼ぐ予定

家族構成:父、母、姉、妹

父:考古学者、准教授

母:元SEで今は専業主婦

姉:高校2年生

妹:小学6年生

今村聖奈(いまむらせいな)

ヒロイン

中学1年生

成績優秀の優等生で、地味な見た目にしている

素材が良いので、化粧をすると映える。コスプレすると別人

普段は、大人しく、目立たないようにして、周囲に良い子だと思われるようにしている。家族の前だと、歯に布着せぬ批判が飛び出す

キツメの性格

運動神経は並以下。運動音痴という程ではない

手芸部(コスプレ衣装をつくるため。お金がないので)

アニヲタの姉を持ち、自身は演じるほうに興味を持ち、レイヤーになりたい。ただ将来の職業としてレイヤーや声優を考えてはいない

衣装は四作目

家族構成:父、母、姉、妹

父:普通の会社員

母:短時間のパート

姉:高校2年生

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