第47話 8月29日 晴れ
文字数 270文字
◇ PM3:20
月曜日。やはり子どもは現れない。
シンは、自分がなぜか腹立たしい思いでいることに気が付いた。単なる、子どもの気まぐれ。それがなぜ、こんなに腹立たしいのか、自分でも理解できない。今までだって、数日来なかったことがあったではないか。
思考の堂々巡りが続き。閉店時刻になるとそのイライラは頂点に達した。レアアイテムを掴みカプセルごとゴミ箱に放る。がつんと音を立てて、それは金属性の箱の中へ落ちていった。
「は、すっきりした」
そう呟きながら、ゴミ箱から視線を逸らしたが。10分後。ゴミ箱に歩み寄って、中からカプセルを拾い上げた。
月曜日。やはり子どもは現れない。
シンは、自分がなぜか腹立たしい思いでいることに気が付いた。単なる、子どもの気まぐれ。それがなぜ、こんなに腹立たしいのか、自分でも理解できない。今までだって、数日来なかったことがあったではないか。
思考の堂々巡りが続き。閉店時刻になるとそのイライラは頂点に達した。レアアイテムを掴みカプセルごとゴミ箱に放る。がつんと音を立てて、それは金属性の箱の中へ落ちていった。
「は、すっきりした」
そう呟きながら、ゴミ箱から視線を逸らしたが。10分後。ゴミ箱に歩み寄って、中からカプセルを拾い上げた。