第3話 おつかれさま

文字数 157文字

簡単な仕事だった
ババアを殴るのは気が引けたけど
指示通りだから仕方ない

意外に現金もあったから
数枚抜いても分からないだろうと思ったけど
そのまま、貴金属と一緒に待ち合わせ場所に来た男に手渡した

しばらくしてスマホが鳴った

「はい、お疲れさまーーーー」 陽気な声がして電話は切れた

かけ直しもできなかった
もう・・スマホは鳴らない
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