第1話 こぼれ話 ドリンクサービス券付き
文字数 1,237文字
暖かく過ごしやすい日々が続いているせいか最近眠気がひどい。ふと気がつけば、うっつらうっつら、としているのだ。
これが休日などで自宅にいるならば、そのまま横になって眠ったり、ゴロゴロとしていればいい。しかし、外出時または仕事中となると困る。
先日も仕事中にやはりうっつらうっつらとしてしまい我に返ると帰宅時間になっていた、ということがあった。
そして今日は仕事中にそれを課長に見つかって名前を呼ばれて注意を受けた。
そこでハッと目覚めた俺であったが直前までみていた幼少の頃の夢と現実がごちゃ混ぜになっていた。思わず課長に向かって「はーい!ママ!」と叫んでしまったのだ。
課長は苦笑いで社内は他の社員達によって爆笑の渦に包まれた。
その後は課長に呼ばれて小言の嵐でした。
それから昼休憩になり、俺は昼飯を買うため会社を出て近くのコンビニに向かいました。昼時とあって店内は混雑しています。
俺は弁当を手に取るとレジ前の列に並んだ。するとレジを待っている間にまたうっつらうっつらとなってしまったのだった。
やがて順番になり後ろのお客に押されて目覚めた俺は直前までみていた銭湯の夢と今現在がごちゃ混ぜになっていた。
それで「風呂に入ろう」と思ってその場で服を脱ぎ始めたのであった。
キャー、という女の悲鳴で気がついたときには全裸で、しかもまだ半分寝ぼけていたためおろおろとタオルを探してしまった。
完全に目を覚ましたのは店員が警察を呼んでいるときでした。俺は慌てて辺りに散らばった衣服を掴むと店内から飛び出した。
この事態は非常に深刻で午後からの仕事に支障をきたすと判断したため会社に早退を告げて帰宅した。
その途中、横断歩道で信号待ちをしていたときである。俺はうっかりまたうっつらうっつらとしてしまった。
そこで車のクラクションで目を覚ましたのだが意識はまだ夢の中であった。奇しくもそれは毎朝行っているジョギング中の夢で、しかもそれと勘違いして「えっほ、えっほ」と走り出したのであった。
しかし、その時まだ信号は赤だった。運の悪いことに、走ってきた車によって俺はものすごい衝撃を受けて、そこで意識が途切れた。
目覚めると白い部屋のベッドの上にいた。体中に包帯が巻かれ、腕には点滴の管が刺さっている。
「気が付きましたか?」
と言われ、見れば若い看護士が俺を覗き込んでいた。びっくりするほど綺麗な顔だ。その美しい女の顔はさっきまで見ていた夢の中の風俗店(コスプレ専門)で指名した子とそっくりだった。と言うことは現実と夢とが混同しているわけで、俺は「延長します!延長します!」と連呼しながらその子に抱きついてしまったのであった。
キャー、という悲鳴とともに超絶拒絶をされた俺であったが何故か、いや故意か、意識は風俗店内のままで、そしてその拒絶の仕方が俺をとてつもなく興奮させて「それってオプション?別料金?」と必死の形相で彼女ににじり寄った。
しかし、そんなところを乱入してきた数人の医師達によって羽交い締めにされたのであった。
これが休日などで自宅にいるならば、そのまま横になって眠ったり、ゴロゴロとしていればいい。しかし、外出時または仕事中となると困る。
先日も仕事中にやはりうっつらうっつらとしてしまい我に返ると帰宅時間になっていた、ということがあった。
そして今日は仕事中にそれを課長に見つかって名前を呼ばれて注意を受けた。
そこでハッと目覚めた俺であったが直前までみていた幼少の頃の夢と現実がごちゃ混ぜになっていた。思わず課長に向かって「はーい!ママ!」と叫んでしまったのだ。
課長は苦笑いで社内は他の社員達によって爆笑の渦に包まれた。
その後は課長に呼ばれて小言の嵐でした。
それから昼休憩になり、俺は昼飯を買うため会社を出て近くのコンビニに向かいました。昼時とあって店内は混雑しています。
俺は弁当を手に取るとレジ前の列に並んだ。するとレジを待っている間にまたうっつらうっつらとなってしまったのだった。
やがて順番になり後ろのお客に押されて目覚めた俺は直前までみていた銭湯の夢と今現在がごちゃ混ぜになっていた。
それで「風呂に入ろう」と思ってその場で服を脱ぎ始めたのであった。
キャー、という女の悲鳴で気がついたときには全裸で、しかもまだ半分寝ぼけていたためおろおろとタオルを探してしまった。
完全に目を覚ましたのは店員が警察を呼んでいるときでした。俺は慌てて辺りに散らばった衣服を掴むと店内から飛び出した。
この事態は非常に深刻で午後からの仕事に支障をきたすと判断したため会社に早退を告げて帰宅した。
その途中、横断歩道で信号待ちをしていたときである。俺はうっかりまたうっつらうっつらとしてしまった。
そこで車のクラクションで目を覚ましたのだが意識はまだ夢の中であった。奇しくもそれは毎朝行っているジョギング中の夢で、しかもそれと勘違いして「えっほ、えっほ」と走り出したのであった。
しかし、その時まだ信号は赤だった。運の悪いことに、走ってきた車によって俺はものすごい衝撃を受けて、そこで意識が途切れた。
目覚めると白い部屋のベッドの上にいた。体中に包帯が巻かれ、腕には点滴の管が刺さっている。
「気が付きましたか?」
と言われ、見れば若い看護士が俺を覗き込んでいた。びっくりするほど綺麗な顔だ。その美しい女の顔はさっきまで見ていた夢の中の風俗店(コスプレ専門)で指名した子とそっくりだった。と言うことは現実と夢とが混同しているわけで、俺は「延長します!延長します!」と連呼しながらその子に抱きついてしまったのであった。
キャー、という悲鳴とともに超絶拒絶をされた俺であったが何故か、いや故意か、意識は風俗店内のままで、そしてその拒絶の仕方が俺をとてつもなく興奮させて「それってオプション?別料金?」と必死の形相で彼女ににじり寄った。
しかし、そんなところを乱入してきた数人の医師達によって羽交い締めにされたのであった。