美少女探偵美空ちゃん

文字数 2,438文字

「はい! 行きましょう!」

「・・・ってどこに行くの? ランス?」

とか何とか言いつつ、美空ちゃんについていきます

  大森さんのところへ。色々聞くために

「こういうときは、推理モノの定番、聞き込み、ね」


二人はごく普通のアパートに辿りつく。

 インターホンがあればそれを、無ければノックしてもしもし

「大森さん、お尋ねしたいことがあるんですがよろしいでしょうか?」


 おどおどした少女がドアを開け、美空たち2人をみて驚きます。


 亜里抄

「?」 (誰、友達じゃないし)


  レモンイエローの瞳で、相手の瞳を覗き込んで

「大丈夫、貴方に危害を加えるつもりはありませんから、安心してください」

 心に霧を起こしつつ話しかけて、警戒心を解こうとする。

能力4:Friends By Me(私達は常に共に在り) [守護神]

「私は一人じゃない……みんないつも、傍にいてくれる!」

 美空の傍にいる、美空の大事な幼馴染の霊団。

 それぞれが一種類の異能に特化した、守護霊ともいえる存在として、いつでも美空の呼びかけに応える。

 現在、彼女はサギリを憑依させている。


サギリ

属性:幻 

イメージカラー:レモンイエロー 

性格:起伏が激しい、まとめ役。

基本憑依時:

 霧をスクリーンとし、任意の幻を映し出す。(物理)

 思考に靄をかけて、不必要なことを考えさせない。(精神)

憑依変身時:

 分身を生み出し、翻弄する



 亜里抄

「はい」

 美空を危害を加える存在とは思っていません

(ん、なんか美空さんの気が違う?色が変わった?みたいな)
「え、と……久保さんのことでお尋ねします。なぜ、貴方は彼が怪しいと言ったのですか?」

「何か決定的な証拠でも見たんですか?」

 声を荒げないように注意しつつ問いかける

亜里抄

「え、えっと、中学生の子があんまり危ない事やっちゃいけないよ」

 優しい少女のようです

「むしろ、自分たちの身に危険が及ばないように注意したいんです。お願いします、教えてください」

 頭を大きく下げる

 亜里抄

「えーと、近づかなきゃいいんじゃないかな?」

「ん? あたしは強いんで大丈夫です! さっきも大丈夫でした!」

 わかってないやつ

「いつ、巻き込まれるかなんて、誰にも分りません。自営とまでいかなくても、もしもの備えになると思って」

 目を覗き込んでさらに霊力を込めて

「お願いします」

 少し強めに言う。

 「久保さんのこと、教えてください」

 霊力を込めた瞳で心に霧をかけ、こちらの質問以外を覆い隠し、答えだけを導く サギリを宿した淡いレモンイエローの瞳で。

 能力4:Friends By Me(私達は常に共に在り) [守護神]+能力3:Song For You(友の為に謳う歌) [感情]+能力2:Metamorphose(憑依霊媒体質) [異形化]

能力3:Song For You(友の為に謳う歌) [感情] 

 強い意思をもって共感現象を起こすことで、主格の精神的効果を相手の感情に響かせることができる。

能力2:Metamorphose(憑依霊媒体質) [異形化]

 憑依した主格に合わせて肉体を変化させる能力

2d6+9 = [3,1]+9 = 13
 亜里抄

(こんなこと、話していいのかな?) 障壁 不安(2)

 3+2d6 = 3+[3,2] = 8


13-8=5


EP 5→0

亜里抄の告白

「久保君は学校でよくいじめられたの」

「どんどんエスカレートしていったけど、恐くて止められなくて」

「あの日、いじめっこたちが神社に久保君を連れていくのが見えたの」

「どうしようか、悩みつつ、私も神社へいったら、殴られている久保君がいた」

「凄く殴られていたから、110番しようとしたら、社がこわれて、木刀がとんできて久保君の手に」

「そうしたら、霧が急に出てきて、それで今度は急に晴れたと思ったらいじめっ子たちが倒れていたの」

「もう、何が何だかわからなくて」

「でも、その日から謎の傷害事件がおきて、霧もでるって話だから、久保君だと想い、警察や学校に連絡したの」

「でも」

「これでよかったのかな、久保君がこうなったのは私たちにも責任はあるはずなのに」

「なにもせず、困ったら密告するなんて、私卑怯だよね」

「だから、私、さっき、久保君に連絡したの」

「私を罰してもらうために」

「今はそれを悔いているんでしょ?だから、自分ではできないから大人に相談した。それは何も間違ってない」

 そっと彼女の頭を抱き寄せ、抱きしめて

「大丈夫、貴方は正しいことをした。あとは」

 後ろにいる撫子に視線を向け

「私達の番」

 アズミに入れ替わり、優しい子守歌と意識の鈍化で彼女を眠らせる。

アズミ

属性:重

イメージカラー:ダークグリーン

性格: 温和でおっとり、マイペース。

基本憑依時:

 煙の様な塊を相手にまとわりつかせて動きを鈍らせる。(物理)

 思考を鈍らせて警戒感を和らげる。(精神)

憑依変身時:スピードを重さに変換して一撃の破壊力を上げる。

亜里沙

「ZZZZZ……」

 亜里沙は眠った。

「美空さん、お話終わった?」

 やや退屈そうだったが、はなしが終わったとみるやうずうずしている。

「さぁて~、悪いお兄さんにお仕置きですね~」

 ニッコリ。

 と、その前にうとうとしているところを起こして、いそうなところを夢うつつの状態で聞き出す。

 亜里抄

「私は、久保君を公園に呼び出したの……」

美空

 「……じゃあ、行きましょうか」

『……こんな感じかしら』

 一瞬霧に包まれたと思ったら、亜里沙の姿をした美空が現れる。

「まあ、近づかなければバレないでしょ」

「じゃあ、その公園でまたバトルですね! あれ、お姉さん? 美空さんは?

亜里沙(美空)

「美空よ。今は幻覚で姿をまねているだけ」

 ニッコリ


「おおー! 美空さん、すごいです! 気の色もこんなにカラフルに変わる人初めてです!」

亜里沙(美空)

「まあ、何か芸の一つも無かったら、騎士なんてできないし」

 コロコロと笑う。

「公園、行きましょう」

 「はい! よーし、バトルだ!次こそぶっ飛ばすぞー!」
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

桜 撫子(さくら なでしこ)  

【能力】

 能力4:なでしこ流奥義 [気操術]

 能力3:騎士盾『ランスロット』 [装備]

 能力2:聖剣『アロンダイト』 [魔剣]

 能力1:亡き祖母の教え [知識]


【性格】

 脳筋。考えるよりとにかく行動。(考えるのが面倒臭いともいう)
 あいさつはきちんとする。敬語もできる。よく食べ、よく寝る。
 倫理観はあるが、無邪気に器物破壊し、よく怒られる。
 叱られれば素直に反省し、懺悔や罰を受け入れるが、一向に(馬鹿は)治らない。


【説明】

 聖剣に選ばれた聖女のはずだったのが、最強を目指すバトルジャンキーに育った脳筋少女

 聖剣ですら、彼女にとっては戦いに利用できる武器の一つにすぎない

「なでしこ流奥義!」の掛け声からはじまる我流の気操術を得意とする。

 もしもプリキュアになるのなら、きっとキュアハリケーン


【詳細データ】

 http://majyusen.web.fc2.com/char/kight/RM14.htm#10 

虹野 美空(にじの みそら) 

【能力】

 能力4:Friends By Me(私達は常に共に在り) [守護神]

 能力3:Song For You(友の為に謳う歌) [感情]

 能力2:Metamorphose(憑依霊媒体質) [異形化]

 能力1:Stars Of BFF(絆の星) [装備]


【性格】

 お気楽極楽能天気なわんこ気質の少女。
 表情はよく変わるが、怒ることは滅多に無い。


【説明】

 大切な6人の幼馴染の霊とともに生きる少女

 友達の霊を己が身に憑依させ、異能を振るう事ができる。

 もしもプリキュアになるのなら、きっとキュアレインボー

 

【詳細データ】

 http://majyusen.web.fc2.com/char/kight/RM03.htm#11

久保純也

 今回の退魔対象

 呪いの木刀をもっているようだ。

ランスロット

 撫子の守護神的存在

GM

 物語の進行役

モブの男

モブの女

ダイス

 TRPGの神

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色