美少女探偵美空ちゃん
文字数 2,438文字
おどおどした少女がドアを開け、美空たち2人をみて驚きます。
能力4:Friends By Me(私達は常に共に在り) [守護神]
「私は一人じゃない……みんないつも、傍にいてくれる!」
美空の傍にいる、美空の大事な幼馴染の霊団。
それぞれが一種類の異能に特化した、守護霊ともいえる存在として、いつでも美空の呼びかけに応える。
現在、彼女はサギリを憑依させている。
サギリ
属性:幻
イメージカラー:レモンイエロー
性格:起伏が激しい、まとめ役。
基本憑依時:
霧をスクリーンとし、任意の幻を映し出す。(物理)
思考に靄をかけて、不必要なことを考えさせない。(精神)
憑依変身時:
分身を生み出し、翻弄する
目を覗き込んでさらに霊力を込めて
「お願いします」
少し強めに言う。
「久保さんのこと、教えてください」
霊力を込めた瞳で心に霧をかけ、こちらの質問以外を覆い隠し、答えだけを導く サギリを宿した淡いレモンイエローの瞳で。
能力4:Friends By Me(私達は常に共に在り) [守護神]+能力3:Song For You(友の為に謳う歌) [感情]+能力2:Metamorphose(憑依霊媒体質) [異形化]
能力3:Song For You(友の為に謳う歌) [感情]
強い意思をもって共感現象を起こすことで、主格の精神的効果を相手の感情に響かせることができる。
能力2:Metamorphose(憑依霊媒体質) [異形化]
憑依した主格に合わせて肉体を変化させる能力
亜里抄の告白
「久保君は学校でよくいじめられたの」
「どんどんエスカレートしていったけど、恐くて止められなくて」
「あの日、いじめっこたちが神社に久保君を連れていくのが見えたの」
「どうしようか、悩みつつ、私も神社へいったら、殴られている久保君がいた」
「凄く殴られていたから、110番しようとしたら、社がこわれて、木刀がとんできて久保君の手に」
「そうしたら、霧が急に出てきて、それで今度は急に晴れたと思ったらいじめっ子たちが倒れていたの」
「もう、何が何だかわからなくて」
「でも、その日から謎の傷害事件がおきて、霧もでるって話だから、久保君だと想い、警察や学校に連絡したの」
「でも」
「これでよかったのかな、久保君がこうなったのは私たちにも責任はあるはずなのに」
「なにもせず、困ったら密告するなんて、私卑怯だよね」
「だから、私、さっき、久保君に連絡したの」
「私を罰してもらうために」
「今はそれを悔いているんでしょ?だから、自分ではできないから大人に相談した。それは何も間違ってない」
そっと彼女の頭を抱き寄せ、抱きしめて
「大丈夫、貴方は正しいことをした。あとは」
後ろにいる撫子に視線を向け
「私達の番」
アズミに入れ替わり、優しい子守歌と意識の鈍化で彼女を眠らせる。
アズミ
属性:重
イメージカラー:ダークグリーン
性格: 温和でおっとり、マイペース。
基本憑依時:
煙の様な塊を相手にまとわりつかせて動きを鈍らせる。(物理)
思考を鈍らせて警戒感を和らげる。(精神)
憑依変身時:スピードを重さに変換して一撃の破壊力を上げる。