そして少年は日常に……
文字数 493文字
「あたしもよく失敗しちゃって、先生やシスターや神父様や友達に怒られるんです」
「この間も寮の裏の木をなぎ倒しちゃって罰を与えられました」
「でも! 反省して、同じあやまちを繰り返さないように」
「もっと鍛えれば大丈夫! 久保さんも鍛えれば全部解決です!」
「あたしのおばあちゃんも言ってました。求めよ、さらば与えられん。って」
【後日談】
木刀を破壊された純也
だが、これまでの行為により、純也を恐れたみんなはいじめをしなくなった。
とはいえ、友達がいるわけではない
今後は彼の頑張りによって変わるであろう。