第12話:息子のソニーバンク入社、カナダとラスベガス旅行

文字数 1,666文字

 8月になって原油の急上昇で、ガソリン価格が急騰。今年は、インドネシアのテロや巨大地震と、ほんの数ヶ月違いで、難を流れる事が出来たのを信夫は、神に感謝した。その後は、新幹線で東北、新潟に出かけて温泉、旨い魚を食べて、ゆっくりした。今年も八ヶ岳で紅葉を見た。その後、日本のシティバンクが閉鎖するとの発表があり信夫と和美の全口座を閉鎖。

 そこで新生銀行に、信夫と和美の円口座と、外貨口座を開設して70万ドルずつ、合計140万ドルをを移動。日本の財務省から何回ものシティバンクへの行政処分があった。このため日本での個人リテール事業に魅力をなくし三井住友系の金融機関と従業員ごと売却することを決めたようだ。また、万一の事を考えて日本での個人への営業活動の撤退を決めた。

 その他、外貨を取り扱うインターネット銀行ソニーバンクにも口座を開設した。そしてクリスマスを迎えて、年が終わり2007年が始まった。今年2007年は、長女の華子の大学受験の年となった。上智大学の英文科と千葉大の国際教養学科を受験の手続きをとり上智が2月12日が受験受験日で合格発表が2月15日であり、英文科に合格。

 千葉大国際教養学部は、2月25日受験で、合格発表が3月8日であった。両方とも合格したが、家から近いと言うこともあり千葉大の国際教養学科を選んで市原の実家から通うようになった。以前、豪州に送金した4.64万ドルも2007年5月に新生銀行に移し替えた。長男・栄一の大学卒業の年で千葉大の理学部情報科を卒業してソニーバンクに就職した。

 投資アドバイス部門に配属されて、投資の勉強を続け、学校時代の専門の金融工学を生かし仕事を続けた。父・木下信夫の投資の話などを聞いてきたの教えた。その後、栄一が投資をしたいので1千万円貸してほしいと言うので年5%で良ければ貸すと言うと、きついなといったが、無担保だし仕方ないかと言い、栄一の口座に1千万円を入金した。

 2007年6月になり、豪ドルが急騰してきたので2007年6月に478万ドルを1豪ドル106円で新生銀行で円に替えたところ5億円にして円口座に移動した。2007年7月に、和美さんとカナダの大陸横断鉄道でバンクーバーからトロントへの旅を企画し。7月15日、成田を出て、バンクーバーへ飛んだ。そこに1泊した。

 その日の夕方、バンクーバー駅近くのレストランで夕食をとり20時に列車に乗るための列に並んで、手続きを取り、発車15分前に駅に入った。列車に乗り込み、バンクーバー20時半発で、ジャスパー16着で、朝食、昼食付き。ジャスパーで観光してジャスパー14半発で、バンクーバー9:42着で夕食、朝食付き。

 エコノミーとスリーパープラスとパークカークラスがありパークカークラス「展望車」を手配した。もちろん食事も含まれていた。夕食は、前菜または、スープ、メイン、デザートの3コースで、通常メインは、4種の中から選択可能な本格的なもの。全行程4泊5日乗り通しても夕食で同じメニューになることはない。利用方法は担当車掌が食事の希望時間を伝てくれた。

 その時間に合わせて食事をとれる。展望が良く、素晴らしい。しかし、日差しが強いのでサングラスが、必需品だった。食事も良いし何しろ景色が良く展望車は最高だった。トロントについて、ナイアガラの滝ツアーで、クルーズ船で滝壺、ぎりぎりまで迫ってみる景色は虹も出て、これ以上の絶景はないと思うほど、スリル満点だった。

 カサロマは、大富豪によって巨額を投じて、建てられた豪邸。建物内には、なんと98もの部屋があり、お城から見渡すトロントの街は絶景。6千坪もの広大で美しい庭が城を囲み、美しい花が素敵だった。

 トロントアイランドは、トロントの大都会からフェリーでわずか15分と近く、自然に溢れたリラックスした公園。セントローランスマーケットには多くの食事できる場所があり、お腹を空かせてイタリアンやメキシコ料理を楽しめた。トロントに3泊して8泊10日の旅を終えて、トロントから日本に戻った。
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