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踊る言葉 詩集
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前のエピソードへ「夜の唄」
黒石
文字数 185文字
記憶の彼方から呼んでいる
生きることの叶わなかった
その痕跡が
影の世界で蠢き出す
カルマが濃くなり
冥界から香りが立ち昇り
鼻の良い子供が
好奇心に惹かれるまま
揺ら揺らと跡を追う
子供は奈落に墜ちていく
子供は自由に笑い出し
そのまま底で遊び出し
混沌の踊りを踊れば
こわごわ大地は震え出す
踊る影は声を出し
子供は懐かしさに耳澄ます
丁寧に集め、握り締めれば
漆黒の宝石となり
子供のはなさぬ夢となる
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