創作日記0

文字数 731文字

「創作日記0 自己紹介」

 最初なので簡潔に自己紹介とどんな展開が繰り広げられるのかを説明しておきたい。
 私は甘らかん。校正という仕事をしている。
 校正とは原稿とゲラを付き合わせて、間違いがないか。編集部の指定どおりに原稿が仕上がっているかをチェックする仕事だ。
 よく校閲と一緒にされるけれど、似て非なるものである。校閲は正社員として出版社に部署もあるイメージだが、校正はフリーだったり派遣社員が多数なイメージ。場合によっては在宅でもできるので年齢関係なく末長く収入を得られる職業だと思われる。
 ただし、誰にでもできるとは決して言わない。
 どんな仕事にも適正というものがあるし、なかなかにハードな面もあるからだ。
 私は派遣社員というスタイルで働いている。
 以上、生業についてだ。

 続いて現在置かれた状況だが。
 残念なことに婚期という言葉に気づかないまま一心不乱に小説を書いては投稿していたおかげで一身が腐乱してしまい、すっかり行き遅れてしまった。
 つまり、いい年をした遠近両用メガネである。
 婚期を逃したことに気がついたのは才能がないことに気がついたのと同時期でしたので、時すでにお寿司……遅し。
 スーパーで半額の札がついたパックのお寿司を購入し、1日のニュースをながめながらひとりでもぐもぐする。
 そんな毎日を送りながらゆるゆると年をとっていく都会の片隅なわけですが。

「つまんないな。そんな人生折り返し」

 そんなゆるゆるでもなにかしらドラマがあるんじゃないの?
 もしくはドラマにしちまいなよ。

 趣旨がかたまったのでゆるゆると更新していきたいと思う。

※次回、甘らかんの生い立ちに隠された驚愕の真実が明らかになる!
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