懐かしい気持ち【2024年9月3日】

文字数 278文字

眠りにつこうとして横になっていると、とても懐かしい気持ちになる。精神が現実世界から切り離されたような感覚に陥り、僕はその懐かしく遠い記憶を探ろうとする。しかし、懐かしさの根本原因を知ることは出来ず、いつしか眠りに就いている。僕はその懐かしさの原因を、二つ仮定している。ひとつは眠りに就いた後に精神が行っている世界、もうひとつは前世の記憶。そのどちらにしても、覚醒している僕からは見えない。いや、そもそもその仮定が間違えているのかもしれない。

今日も今日とて目が覚めると、現実の世界に居ることを残念に思う。

もう心の準備は出来ているのに、まだまだ遠い死後の世界。
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