第63話

文字数 140文字


今日もハードボイルドな1日が始まった様だ。

まだ眠る相方を横目に、最高の朝食を作る。
その後は至福の喫煙タイム。

おっと相方が起きてきた。
顔の前に手を翳し自慢げに『朝食の香りがするだろ』って言ったら

『煙草臭っ!煙草の匂いは全てを掻き消すんだよ』

ウチの相方もなかなかのハードボイルドだな。
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登場人物紹介

恐妻家で愛妻家。

煙草とウィスキー、そしてジョークが何よりの好物。

これがハードボイルドだ。(勘違い)


マスター。

今夜はポールジローを出世払いで頼む。

BARのマスター。

ハードボイルドな男を温かく見守るお人好し。

出来る事ならツケを一度精算して欲しいと思っているが・・・無理だろうなぁ。

ハードボイルドな男の奥様。

ハードボイルドな男からは『カミさん』や『相方』と呼ばれている。


カミさん曰く、彼を恐妻家だと言ってる人を見つけたら、今すぐここに連れてきて。との事。


自由と甘やかしは違うらしい。

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