第42話

文字数 141文字


眠らない街ミラノ。
今夜はとことん付き合おうじゃないか。

こんな寒い日は、ブランデーを飲みながらの読書に限る。

ハードボイルドは知的でなくてはな。

・・・

・・・

・・・

ん?・・眩しいな。

『Buongiorno. Il sole.』
※おはよう。お日様。

今日もハードボイルドな1日が始まった様だ。
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登場人物紹介

恐妻家で愛妻家。

煙草とウィスキー、そしてジョークが何よりの好物。

これがハードボイルドだ。(勘違い)


マスター。

今夜はポールジローを出世払いで頼む。

BARのマスター。

ハードボイルドな男を温かく見守るお人好し。

出来る事ならツケを一度精算して欲しいと思っているが・・・無理だろうなぁ。

ハードボイルドな男の奥様。

ハードボイルドな男からは『カミさん』や『相方』と呼ばれている。


カミさん曰く、彼を恐妻家だと言ってる人を見つけたら、今すぐここに連れてきて。との事。


自由と甘やかしは違うらしい。

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