第61話

文字数 134文字


本日もハードボイルドな1日が始まった様だ。

朝目覚めたら、相方が『クイニー・アマンって知ってる』って聞いてきた。

クイニーアマン・・・あぁ
ドイツの作家だろ
懐かしいなぁ
昔よく読んだよ

って答えたら
相方 閉口してたよ

ドイツじゃなく、フランスだったかな
とりあえず静かな朝は好きだ。
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登場人物紹介

恐妻家で愛妻家。

煙草とウィスキー、そしてジョークが何よりの好物。

これがハードボイルドだ。(勘違い)


マスター。

今夜はポールジローを出世払いで頼む。

BARのマスター。

ハードボイルドな男を温かく見守るお人好し。

出来る事ならツケを一度精算して欲しいと思っているが・・・無理だろうなぁ。

ハードボイルドな男の奥様。

ハードボイルドな男からは『カミさん』や『相方』と呼ばれている。


カミさん曰く、彼を恐妻家だと言ってる人を見つけたら、今すぐここに連れてきて。との事。


自由と甘やかしは違うらしい。

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