四・戦え!バイブルジャー!
文字数 1,274文字
4.戦え!バイブルジャー!
「ようやく、渋谷についたな・・・!」
「はt、恥ずかしかった・・・!」
「まさか、メトロで移動させられるとは・・・!」
「わたくしは岩わたくしは岩わたくしは岩・・・!」
「あぁ、僕もタクシー代を拒否られるとは思いもしなかったよ・・・!」
「ままー、へんなひとたちがいるー!」
「しっ、見ちゃいけません!(小声)」
「ううう、つらい・・・!さいってぇ・・・!」
「けれど、現場が渋谷なのは良かったかもしれない。ハロウィンの続きと思われるだろう。」
それだと、立ち入り禁止にされないか?
地下鉄の階段をぞろぞろと上っていくと。
・・・いた。
みどりいろの、怪人が。
「がち○ぴん?」
【うぉー!食べ物をよこせー!リアじゅう、ほろべぇー!】
「あれ、ホントに怪人なの?たんなる、非リア人じゃないの?」
「そんな気がいたしますわ。こころなしか、多賀教授に似ているような。」
「それは多賀ティーチャーに失礼なような・・・」
「いや、しかし、多賀教授も十メートルはないだろう・・・」
「いや、君たちのんきか!」
そう。
さっきの画面でみたよりもさらに、大きく・・・なりすぎてる怪人。
「えー。でも私たち、あんなのと戦えないよ?」
「見なかったことにして、帰った方がよくありません?」
「午後のクラスもビギンだしなぁ・・・」
「こういうのは、自衛隊とかの仕事じゃないか?」
「幸い、今なら誰も見ていない。こんな恰好がテレビにうつるまえに・・・」
ぴっ!
「甘いぞ諸君!」
「げt、校長・・・!」
「このリストバンドは秘密基地と連絡できるようになっておる!
隠れたところにおられる父なる神と秘密基地がいつでも見ておるぞ!」
「やだっ、痴漢、さいってぇ!」
「ちがーう!
こういうときのために、連絡がつくのだ!
全員で、そのリストバンドのスイッチを同時におしたまえ!」
ええーっ。
ぽちっとな。
リストバンドのむこうから、先生方の声が響いた。
『チャーチィオン、発信!!!!!』
ごおおおおおおおおおお!
空から、大きな音―雷鳴のような音が響いた。
がっしゃーん!!!
『巨大ロボ・チャーチィオン参上!』
「ワーオ。ぐれいと・・・!」
「これ、乗れるの?ちょっと、すごくない?」
「すばらしいですわ・・・天の御使いのよう・・・」
「こ、これならあの怪人に勝てそうだ!」
・・・。
たしかに。
昔、テレビの戦隊もので出てきた巨大ロボのようだ。
ガンダ○のような頭、
お腹部分のライオンのかたちをしている。
背中には、でかい十字架状のソードを背負っている。
カッコいいことは認める。
認めるがしかしっ!
「こんなのあるなら、最初からこれで行かせてくださいよ!」
「「「「それな。」」」」
リストバンドの声は平静そのもので続ける。
「それでは、全員ぱいるだーおんしたまえ!」
「え、どうやって?」
「足のところに、ドアがある。そこから・・・」
「なんか、ちょくちょくダサいんだよなー・・・」
「ようやく、渋谷についたな・・・!」
「はt、恥ずかしかった・・・!」
「まさか、メトロで移動させられるとは・・・!」
「わたくしは岩わたくしは岩わたくしは岩・・・!」
「あぁ、僕もタクシー代を拒否られるとは思いもしなかったよ・・・!」
「ままー、へんなひとたちがいるー!」
「しっ、見ちゃいけません!(小声)」
「ううう、つらい・・・!さいってぇ・・・!」
「けれど、現場が渋谷なのは良かったかもしれない。ハロウィンの続きと思われるだろう。」
それだと、立ち入り禁止にされないか?
地下鉄の階段をぞろぞろと上っていくと。
・・・いた。
みどりいろの、怪人が。
「がち○ぴん?」
【うぉー!食べ物をよこせー!リアじゅう、ほろべぇー!】
「あれ、ホントに怪人なの?たんなる、非リア人じゃないの?」
「そんな気がいたしますわ。こころなしか、多賀教授に似ているような。」
「それは多賀ティーチャーに失礼なような・・・」
「いや、しかし、多賀教授も十メートルはないだろう・・・」
「いや、君たちのんきか!」
そう。
さっきの画面でみたよりもさらに、大きく・・・なりすぎてる怪人。
「えー。でも私たち、あんなのと戦えないよ?」
「見なかったことにして、帰った方がよくありません?」
「午後のクラスもビギンだしなぁ・・・」
「こういうのは、自衛隊とかの仕事じゃないか?」
「幸い、今なら誰も見ていない。こんな恰好がテレビにうつるまえに・・・」
ぴっ!
「甘いぞ諸君!」
「げt、校長・・・!」
「このリストバンドは秘密基地と連絡できるようになっておる!
隠れたところにおられる父なる神と秘密基地がいつでも見ておるぞ!」
「やだっ、痴漢、さいってぇ!」
「ちがーう!
こういうときのために、連絡がつくのだ!
全員で、そのリストバンドのスイッチを同時におしたまえ!」
ええーっ。
ぽちっとな。
リストバンドのむこうから、先生方の声が響いた。
『チャーチィオン、発信!!!!!』
ごおおおおおおおおおお!
空から、大きな音―雷鳴のような音が響いた。
がっしゃーん!!!
『巨大ロボ・チャーチィオン参上!』
「ワーオ。ぐれいと・・・!」
「これ、乗れるの?ちょっと、すごくない?」
「すばらしいですわ・・・天の御使いのよう・・・」
「こ、これならあの怪人に勝てそうだ!」
・・・。
たしかに。
昔、テレビの戦隊もので出てきた巨大ロボのようだ。
ガンダ○のような頭、
お腹部分のライオンのかたちをしている。
背中には、でかい十字架状のソードを背負っている。
カッコいいことは認める。
認めるがしかしっ!
「こんなのあるなら、最初からこれで行かせてくださいよ!」
「「「「それな。」」」」
リストバンドの声は平静そのもので続ける。
「それでは、全員ぱいるだーおんしたまえ!」
「え、どうやって?」
「足のところに、ドアがある。そこから・・・」
「なんか、ちょくちょくダサいんだよなー・・・」