第15話 カップケーキと甘いキス
文字数 430文字
今日は千晴とデート。
ショッピングモールをぶらぶらした後、一緒に私の部屋に来た。
千晴は目を閉じると、ゆっくりと顔を近付けてきた。
緊張しながらも、私はそっと目を閉じた。
ちょっとの間を置いて、唇が重なる。
触れ合うだけの軽い口づけ。
すっと、千晴の顔が離れた。
目を開けると、気まずそうな千晴の視線とぶつかった。
恋人とのキスは、甘い味がした。