二十八

文字数 210文字

皮膚に、タッチ
呼気は子機として多少
ここから離れてもいいです
「ジンジャーエール／２リットル／きついよ」
ペダルは、虎の
ミシンを走らせるライオン
ライオンだった胸焼け
泳いでいる（と思う）キングギドラの干物
「創(そう)部(ぶ)の苦(く)労(ろう)も／知らないくせに」、平泳ぎ
やってられるか！
ザリガニだけがコンニャクを閉じる
はなればなれに、白魚しらうお
が借りてきた
「畳(たたみ)表(おもて)
張(は)り替(か)え／ましたから
もう／ありませんよ」
でも残っています
沈黙して
もう笑いそうな
あれも胸焼け

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