第4話
文字数 237文字
足を抜こうと、颯真が一生懸命になっていると、突然、頭の上から、
「こらあ、なにしとるか!」
と、大きな声がしました。
いつのまにか、首にタオルを巻いた麦わら帽子のおじさんが、田んぼの脇に立っていました。
颯真は、驚いた拍子にしりもちをつき、シャツもズボンも泥だらけになってしまいました。そして、大声で泣きだしました。
「勝手に田んぼに入ってはいかん。坊や、どこの子だ?」
颯真は、知らないおじさんに叱られたことがおっかなくて、恥ずかしくて、答えることができません。
「こらあ、なにしとるか!」
と、大きな声がしました。
いつのまにか、首にタオルを巻いた麦わら帽子のおじさんが、田んぼの脇に立っていました。
颯真は、驚いた拍子にしりもちをつき、シャツもズボンも泥だらけになってしまいました。そして、大声で泣きだしました。
「勝手に田んぼに入ってはいかん。坊や、どこの子だ?」
颯真は、知らないおじさんに叱られたことがおっかなくて、恥ずかしくて、答えることができません。
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