第1話
文字数 266文字
颯真は、小さいものが大好きです。
颯真のおうちは、おとうさんに買ってもらった線路や、動物園や、消防車の模型でいっぱいです。
だから今日、おかあさんと買い物に行った帰りに、田んぼの隅っこに小さい田んぼを見つけたとき、颯真はとても興奮して、
「おかあさん、小さい田んぼがある!」
と、叫んでしまいました。
「ほんとだねえ、小さい田んぼだねえ。農家のおじさんが、あの小さい稲を田んぼいっぱいに植えていって、秋には、颯真のごはんになるんだよ。」
颯真は、びっくりしました。
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