第5話

文字数 202文字

そのとき、おかあさんが走りながらやって来ました。

「ふうまー!なにしてるの!」
「おかあさん!おかあさーん!」

おかあさんの顔をみると、颯真は、泣きやみたいのに、涙がとまらなくなりました。

「私が目を離した隙に、ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません。」

と、おかあさんは、何度も頭を下げて、おじさんに謝りました。
颯真も、泣きながら、

「ごめんなさい、ごめんなさい。」

と、謝りました。
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