23. 永遠

文字数 160文字

「永遠ってどんな意味で使ったのですか?」
電話の向こう側の声。そう言われて、首をかしげる。
『永遠なんてない』
そんな風に私は使った。
ずっと続くものなんてありえない。
いつだって、どんなものも変わってゆく。

留まれば濁り、腐敗していくしかない。

それでも、再生してまた新しく続いていく事も永遠だというのなら
それも『永遠』だとも思う。
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