第26話

文字数 468文字

 「嫌われ話」を見ていくと、ただ、何故か楽しい。
 楽しい…。
 不幸な事ではあり、良い話でも無いのだが…。
 取り敢えず、善意の人ではあったらしいにも関わらずひたすら、評判が悪かったという話を見ていくと、人間という物の、努力と空回り、みたいな物が(勝手に)感じられて、何かこう、面白味?

 石高に於いては家康とは全く勝負に成らない、言ってしまえば「小大名」位の立場でありながら何故、天下分け目の戦いが出来たのか不思議、みたいな文章を見た事も有るが。
 秀吉の人事も中々、巧みではあって、ぶっちゃけ家康も、或る程度踏襲している様に見えるが…もしくは、戦国大名と呼ばれる人達にとって何となく、共有感覚だったのだろうか?
 ともあれ、石高や領地勢力の多寡と、政権内の重要性に関しては分けている所が有って、言った様に、徳川幕府ではそれがより、鮮明に成るが。
 「譜代大名」は、領地こそ少ないが幕政に参画する「権力」が有り、「外様大名」は、大きい領地を貰っていても、幕府内での権力は、無かったという。

 それで言うと三成は、「譜代」である。
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