第1話
文字数 307文字
拓人はサクラドロップスの飴が大好きです。
サクラドロップスの飴は金属製の缶に入っていて、開け口が小さいため中が見えず、味を選んで取り出すことができません。
でも、それがいいのです。
イチゴ、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ブドウ、メロン、そしてハッカ。
拓人はイチゴ味が一番好きだけど、イチゴ味ばかり食べるのもつまらない。
だから、缶を逆さまにして何味が出てくるのかわからないサクラドロップスは、わくわくするのです。
でも、ハッカ味が出てきたらものすごくがっかりします。
拓人はハッカ味が大嫌いです。だから拓人はいつも、ハッカ味が出てきたら、ゴミ箱に捨てていました。
その日も、お母さんが言いました。
サクラドロップスの飴は金属製の缶に入っていて、開け口が小さいため中が見えず、味を選んで取り出すことができません。
でも、それがいいのです。
イチゴ、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ブドウ、メロン、そしてハッカ。
拓人はイチゴ味が一番好きだけど、イチゴ味ばかり食べるのもつまらない。
だから、缶を逆さまにして何味が出てくるのかわからないサクラドロップスは、わくわくするのです。
でも、ハッカ味が出てきたらものすごくがっかりします。
拓人はハッカ味が大嫌いです。だから拓人はいつも、ハッカ味が出てきたら、ゴミ箱に捨てていました。
その日も、お母さんが言いました。
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