第4話
文字数 806文字
「ごめん。そういえばファタはご飯何食べるの?」
「普段は木の実などを食べているが。」
「カイ、ご飯だよ。」
一階からばあちゃんの声が聞こえる。そういえば僕もご飯をまだ食べていなか
った。
「グラノーラでいいかな?」
「なによそれは?」
「大麦や小麦にナッツやドライフルーツを入れたものかな?」
「それでいい。」
そう言いつつもファタの目が輝いている。普段木の実くらいしか食べていない
ので他の食べ物に興味津々なのだろう。夜ご飯をサラダにフィッシュ&チップ
ス。それは太るわけだ。お腹すいてないからと言って量を減らして貰った。
「明日、一日出かけるよ。」
「出かけるのはいいが、村の外れにあるゴーストハウスにだけは行ってはいけ
ないよ。」
珍しくじいちゃんがしゃべった。じいちゃんは無口な人で普段は本などを読ん
で過ごす。めったに口を開かない。ゴーストハウスとは村の外れにあるいつ倒
壊してもおかしくないボロボロの空き家のことだ。一度だけ目の前を通った事
あるが、あの家はなんだかおかしい。上手く言えないけど・・・。
「うん。わかった。じいちゃん。」
夜ご飯を食べ、スーパーで買ったグラノーラを部屋に持って行く。
「遅い。」
部屋に入った瞬間ファタに怒られる。
「ごめん。はい、これがグラノーラだよ。」
僕は食べやすいように小さく砕いて渡した。最初は匂いを嗅いだり、疑いの目
で見るなど警戒していたが一口食べ「これはとても美味。」と言って食べ始めた。
よほど気にいったようだ。
「皆にも食べさせたい。」
「じゃあ、それあげるよ。僕はまた買えばいい話だし。」
「カイは本当にいい奴だな。」
さてと、明日は大変だな。早く寝よう。そう思い、僕はさっさとシャワーを浴
びる。結局ファイはドールハウスのベッドで寝ている。大きさはぴったりだ。
「おやすみ、ファタ。」
僕もベッドの中に入って眠りについた。疲れていたのかすごく寝付きが良くベ
ッドに入って十分もしないうちに眠りにつくことが出来た。
「普段は木の実などを食べているが。」
「カイ、ご飯だよ。」
一階からばあちゃんの声が聞こえる。そういえば僕もご飯をまだ食べていなか
った。
「グラノーラでいいかな?」
「なによそれは?」
「大麦や小麦にナッツやドライフルーツを入れたものかな?」
「それでいい。」
そう言いつつもファタの目が輝いている。普段木の実くらいしか食べていない
ので他の食べ物に興味津々なのだろう。夜ご飯をサラダにフィッシュ&チップ
ス。それは太るわけだ。お腹すいてないからと言って量を減らして貰った。
「明日、一日出かけるよ。」
「出かけるのはいいが、村の外れにあるゴーストハウスにだけは行ってはいけ
ないよ。」
珍しくじいちゃんがしゃべった。じいちゃんは無口な人で普段は本などを読ん
で過ごす。めったに口を開かない。ゴーストハウスとは村の外れにあるいつ倒
壊してもおかしくないボロボロの空き家のことだ。一度だけ目の前を通った事
あるが、あの家はなんだかおかしい。上手く言えないけど・・・。
「うん。わかった。じいちゃん。」
夜ご飯を食べ、スーパーで買ったグラノーラを部屋に持って行く。
「遅い。」
部屋に入った瞬間ファタに怒られる。
「ごめん。はい、これがグラノーラだよ。」
僕は食べやすいように小さく砕いて渡した。最初は匂いを嗅いだり、疑いの目
で見るなど警戒していたが一口食べ「これはとても美味。」と言って食べ始めた。
よほど気にいったようだ。
「皆にも食べさせたい。」
「じゃあ、それあげるよ。僕はまた買えばいい話だし。」
「カイは本当にいい奴だな。」
さてと、明日は大変だな。早く寝よう。そう思い、僕はさっさとシャワーを浴
びる。結局ファイはドールハウスのベッドで寝ている。大きさはぴったりだ。
「おやすみ、ファタ。」
僕もベッドの中に入って眠りについた。疲れていたのかすごく寝付きが良くベ
ッドに入って十分もしないうちに眠りにつくことが出来た。