【第二十五片】 過度な糖分と塩分の摂り過ぎは身を滅ぼす。
文字数 470文字
浩正が凛にツッコミ入れざるを得なくなっているとき、その生徒会副会長の佐藤正人の前に並ぶ風馬と麻紀はメニュー表を見ながら、何を買おうか悩みながら、口論をしていた。
「なぁ、麻紀。俺はな、甘いコーヒーが飲みたいんだよ。苦いのは味覚の中で辛いものの次に嫌いなんだよ。わかるよな」
「いや、さっきもカフェオレだって結構甘かったっての。あれが飲めないなら、静かにサイドメニューのケーキでも頼んでおいたら」
「ケーキを注文するのは大前提だっての。ケーキを一口食べる間に、カフェオレを挟むのがちょうどいいんだろうが」
「どっちも甘くて、味覚がいつか壊れそうだな、お前」
「なんだと!!」
と、互いに睨み合いながら、列が前に進んだため風馬と麻紀はずかずかと前に進んでいった。だが、その後、睨み合っている風馬と麻紀の間に、佐藤正人は入りこんできた。
「君たち、会科高校の生徒であろう。こんな公共の場で何をやっているのだ」
「「え」」
風馬と麻紀は、突然の出来事に間抜けな声をあげてしまった。そして、そんな姿を見た浩正と凛は、顔を手で覆って、肩を落としていた。
「「遅かった…」」
「なぁ、麻紀。俺はな、甘いコーヒーが飲みたいんだよ。苦いのは味覚の中で辛いものの次に嫌いなんだよ。わかるよな」
「いや、さっきもカフェオレだって結構甘かったっての。あれが飲めないなら、静かにサイドメニューのケーキでも頼んでおいたら」
「ケーキを注文するのは大前提だっての。ケーキを一口食べる間に、カフェオレを挟むのがちょうどいいんだろうが」
「どっちも甘くて、味覚がいつか壊れそうだな、お前」
「なんだと!!」
と、互いに睨み合いながら、列が前に進んだため風馬と麻紀はずかずかと前に進んでいった。だが、その後、睨み合っている風馬と麻紀の間に、佐藤正人は入りこんできた。
「君たち、会科高校の生徒であろう。こんな公共の場で何をやっているのだ」
「「え」」
風馬と麻紀は、突然の出来事に間抜けな声をあげてしまった。そして、そんな姿を見た浩正と凛は、顔を手で覆って、肩を落としていた。
「「遅かった…」」