第四章 暑さに強い女

文字数 8,128文字

第四章 暑さに強い女

その年は、信じられないくらいの暑さで、土用の丑の日を過ぎてから数日間、40度を越してしまうなどの危険な暑さが続いてしまった。こうなると、たたら製鉄を稼働するのは、酷というものであるということになって、製鉄は中止された。その間に講師を招いて学問でもさせようかということになったが、講師自身が来訪することも不可能になるくらいの暑さだったので、通信講座に切り替えられた。もともと製鉄をしている男性の利用者たちも、勉強が嫌いと主張していながら、裏では勉強したいという気持ちを持っている人たちなので、この提案に素直に乗ってくれて、暇さえあればひっきりなしに勉強を続けていた。女性の利用者の中には、職場へ通勤する者もいたが、通勤が困難だということで、会社が操業を止めてしまうほどの危険な暑さだった。

懍は、学会に提出するために書類を執筆し、水穂は風呂掃除などを続けていた。どんなに暑くても炊事と洗濯と掃除だけは、続けなければならないのが、人間社会というものであるが、これも自粛しなければならないほどで、吝嗇家を美徳とする日本の国民性も通用しないのではないかとテレビでは議論が交わされていた。

その日も、水穂は応接室に設置された、エアコンの掃除を開始した。もはやエアコンはなくてはならないもので、三日連続で稼働しっぱなしということも珍しくなかった。それを止めて掃除をするのだから、ものすごいというか恐ろしいほどの暑さの中での作業だった。稼働しすぎたエアコンのフィルターには、信じられないほどのほこりがたまっていた。こうなると、というかむしろ当然なのだろうが、水穂には酷な作業でたちまちせき込み、口に当てた手は赤く染まってしまった。それでも何とかしてフィルターを外そうと試みたが、激しい咳でそれどころではなかった。他の誰かが手伝うことなんて、とても期待できないので、これではまた掃除ができなくなるなと考えていると、

「水穂さん横になって休んだらどうですか。」

と、不明瞭な発音であったが、女性の声がした。振り向くとカレンがそこにいた。こんな暑い時に女性に掃除などさせるわけにはと言ったが、

「いいんですよ。40度なんて、私には大したことはありませんもの。」

という。大したことはないなんてよほど暑さに強いのかと思ったが、すぐに彼女の故郷であるペルシャでは、夏に40度以上まで暑くなることは当たり前なのだとわかった。

「じゃあ、お願いしようかな。暑さに強いようですから。」

と、踏み台から降りた。

「これどうぞ。手が血でいっぱいじゃ、気持ち悪いでしょ。」

カレンに渡されたタオルで両手の血液を拭きとり、エアコン掃除の道具であるはたきと雑巾を彼女に手渡した。

そのまま部屋に戻って休もうかと思えたが、そうはいかなかった。理由として、カレンがフィルターの扱い方を知らなかったのである。まあ、それは仕方ないことだとして、水穂はそこに残り、こうしろああしろと指示を出さなければならなかったので、結局のところたいして効果はなかったが、それでもエアコンの掃除は無事に終了した。

「すみませんね。わざわざやってもらってしまって。」

「いいえ、大丈夫です。こんな暑い中で弱い人に掃除なんかさせるよりも、暑さに慣れている人間が手伝えばそれでいいのよ。」

カレンは踏み台から降りたが、全く暑がっている様子もなく、汗を拭き取るしぐさもしなかった。そういうことが慣れているということだ。

「日本では、こんなに暑くなったことないでしょ。そうなれば、体調崩しても仕方ないし、掃除ができなくても仕方ないわよ。次は何を手伝えばいいかしらね。」

「しかし、カレンさんはやらなきゃいけないことが、、、。」

確かに、懍からは日本語の勉強をするようにと言われていた。エアコンの掃除を手伝ってくれたのは確かにありがたいことであるが、勉強を勝手にやめてしまうというのは、日本では悪事とされる。

「あら、困っている人に手を出すのはいけないことなの?」

カレンにしてみれば、素朴な疑問であるが、答えを出すのは難しかった。日本では、他人の面倒を見るよりも、自分の職務を全うするほうが美しいとされているが、そういう事を理解してもらうのは非常に難しい。

「気にしないでよ。勉強なんて後ですればいいわ。それより、困っている人を助けるほうが先でしょ。」

中東には、比較的途上国が多く、日本に比べたら文明の水準ははるかに低いということは知っているが、彼女のそういう発言がその原因を作っているんだろうなと思われた。たぶんきっと、そういう思想を優先しすぎてしまうために、仕事を放棄してしまうので、文明も発展していかないのだろう。事実、日本と違って大きな集合住宅に住んでいるのではなく、電気もガスも水道もない村でのんびり暮らしている人のほうが圧倒的に多い。

「あら、もうやることないの?」

水穂が返答に困っていると、彼女はもう一度そう聞いてきた。

「とりあえず、エアコンの掃除は終わりましたからね。また手伝ってほしいことがあれば、言いますよ。」

「わかったわ。じゃあ、部屋に戻るから。」

「そうしてください。本当にどうもありがとうございます。でも、暑いのに強いなんて、うらやましいくらいですよ。まあ、最も、そういうところで生活していれば、なんてことはないのでしょうけど。」

彼女を批判してはいけないなと思った水穂は、わざとほめ言葉を述べた。と、同時にまた少しばかりせき込んだので、

「ほらほら、休まないと。」

と、言われる始末。なぜか、フィルターの扱いかたについて指示を出してもらったことについては、全く礼を言われることはなかった。まあきっと、そういう事には、気を遣うことはないというか、眼中にないのだ。そのことについて、礼をするというのが日本の作法であるといっても、多分混乱するだけだと思ったので、あえて口にはしなかった。

「そうですね。じゃあ、お言葉に甘えて。」

「そうよ。というか、それで当たり前でしょ。暑さで弱った人は、素直に休んでいればそれでいいの。掃除くらい誰がやっても同じこと。一人の人がどんな時でもやっていなきゃいけないなんてことは絶対にない。できる人が代わりにやってればそれでいいのよ。」

確かに、理論的に言ったらそれは間違いではないのだが、きっと日本の政治家とか、教育者とかそういう人は、徹底的に反対するだろうな、と水穂は思った。事実、学会から帰ってきた懍に、仕事をなまけたことを、叱責される可能性もあった。そして、叱責されるのを彼女が聞きつけたら、彼女もまた傷つくかもしれない。それに、嫉妬深い日本人は、水穂が体の弱いことを口実にして、彼女にエアコンの掃除をさせたのではないかと解釈することもよくあるので、彼女の純粋な気持ちもどこかでつぶれてしまうことだろうなとも思う。

「いいよいいよ、あたしが頼んだことにしてあげるから。もし、青柳先生がお咎めするようであれば、あたしがカレンちゃんに頼んだと言ってくれればいいよ。まだ体力あるなら、ついでに食堂の掃除も手伝ってくれるとありがたいなあ。」

不意に、調理係のおばちゃんが、二人の間に入った。

「もう、こんだけの暑さで、たまんないんだからさ、エアコンの掃除なんて絶対にできないなとあたしは思ってたんだから。でも、日本では、暑いのに強い人が何とかすればいいっていう発想は出てこないしね。やっぱ、外人さんじゃないと、そういう事は思いつかないでしょ。」

「まあ、そうなんですけどね。やっぱり問題はありますしね。」

水穂も考えようと思ったが、咳のせいで邪魔されてしまった。

「ほら、休んできな。このまま無理すると、ほんとにダメになるよ。それじゃあ、まずいでしょ。」

これにはどうしても勝てないな、と思った水穂は、そうすることにした。というよりそうしないと、彼自身も卒倒してしまうかもしれなかった。

「わかりました。すみません。」

それだけやっと言って、廊下へ出て行った。

「じゃあ、台所の掃除、手伝います。」

「うん、頼む頼む。もう、サウナより強力だけど大丈夫?」

「平気ですよ。ペルシャでは、40度なんてざらにあったし、50度近くまでなったこともあったから。」

「へえー、すごいねえ。あたしじゃとても住めないわ。ところで、カレンちゃん、今日の晩御飯なんだけどさ、とんかつ焼こうと思ってるんだけど、食べられる?まあ、水穂ちゃんに聞いたら、ムスリムではないから大丈夫じゃないかって言ってたけど、一応、本人に確認をとったほうがいいかと思ってね。」

調理係のおばさんは、そんなことを言った。確かに、ムスリムにとってとんかつは絶対に食べてはならないとされている。と、同時に酒も飲んではいけないと言われる。もし、彼らの前で、とんかつを出したら、絶対に激怒されてしまうだろうし、人を馬鹿にするなということもあり得る。

「あ、私は大丈夫。とんかつは食べれますよ。いくらペルシャ人であっても、すべての人が、ムスリムであるわけじゃないですから。」

「そうなのね。よかったよ。それじゃあ、とんかつを焼いてもいいのね。こんなこと言ってしまうと失礼なのかもしれないけれど、あたし、ペルシャの人は、全部がとんかつを食べてはいけないのかと思ってた。」

「あ、そうみえちゃいますよね。九割くらいが、そうですからね。でも、例外も少なからずいます。」

「そうだね、あたし知らなかった。でも、さっきの発想には感動した。日本人がそんなことを口にすることは絶対ないなと思った。」

「あんまり比べるのも好きじゃないですけどね。私たちはあんまり、日本人だからどうのというような考え方はしないから。じゃあ、台所、掃除しますか。お道具はどこにあるんですか。」

「はい、こっちに来てくれる?」

カレンと調理係のおばさんは、そんな事を言いながら、台所へ向かって歩いて行った。

水穂も仕方なく自室へ戻り、机の引き出しから鎮血の薬を取り出して、机に置いてあった水筒の水で飲みほしたが、布団を敷いて休もうかという気にはなれなかった。台所の掃除をすると言っていながら、いつまでたっても掃除の主要道具である、掃除機の音が聞こえてこないので、気がそわそわして、安心したとは思えなかったのだ。仕方なく、机に向かって本を読んでいることにした。鎮血の薬は安静にしないと効果を発揮しないので、咳自体は減少したものの、止まるということはなかった。

そうして、小一時間ほどたったころ。

「ただいま戻りました。」

玄関の戸が開く音がして、懍が学会から戻ってきた。急いで立ち上がり、せき込みながら玄関へ迎えに行った。

「おかえりなさいませ。」

「水穂さん、お疲れなら布団を敷いてしばらく休んだらどうですか?」

「でも、掃除が、」

「いいえ、ただでさえ尋常な暑さではないですから、仕方ないことでもありますよ。順応できる人のほうが珍しいのではないでしょうか。」

と、言いながら懍は、手早く車いすで応接室に行ってしまった。と、いうことは、エアコンの掃除を命じておきながら、実際にはできないということも予測していたのか。懍も高齢でありながら、暑さ寒さには強かった。たぶん、海外への渡航が多いので慣れてしまったのだろう。

「無理しないでもよかったのに。喀血するくらいなら、はじめから手を出さないほうが安全だと思います。その証拠に袖に血液が付着してます。」

応接室のエアコンは、丁寧に掃除されていた。表面はピカピカだし、ほこりも何も落ちていない。

「あ、ああ、すみません。エアコンを掃除したのは、僕ではないのです。実はエアコン、カレンさんに掃除してもらったんですよ。」

ここまで来るとごまかせないと思ったので、水穂はこれまでの顛末をすべて話してしまった。

「そういうことですか。まあ、そうだろうと思いましたよ。すごい暑さの中、頼んだのはいいものの、実現することはないと予測していました。この暑さで、ここまで綺麗にできるなんて、彼女にしかまずできないでしょうから。で、彼女は今どこに?」

「はい、台所の掃除をやっているようですが、掃除機の音が全く聞こえてこないので。」

「じゃあ、台所に行ってみましょうか。」

「は、はい。」

二人は、急いで台所に行ってみた。ドアを開けると、掃除機を前にして、調理係のおばさんとカレンが、何か話しているのが見えた。

「あ、おかえりなさいです、先生。ちょうどね、掃除機の使い方を教えていたの。なんとも掃除機というものを一度も操作したことがなかったんだって。存在すら知らなかったらしい。だから、各部の名前とか、パックの付け方とか、一から十まで全部教えてたのよ。そうしたら、こんなに時間が経っちゃった。すぐに掃除しますから、もうちょっと待っててね。」

おばさんは陽気に明るくそういうと、

「ごめんなさい。掃除というから、箒で掃くしか思いつかなかったんです。」

カレンが恥ずかしそうにいった。

「ああ、かまいませんよ。中東の方では、掃除機なんてなかなか普及してないでしょうからね。あっても、ずいぶん古いタイプのものしかないでしょうし。何も恥ずかしがることはないです。それは仕方ないことですから。」

懍も当然のようにそう返した。確かに、掃除機が普及しているのは、先進国か新興国の一部だろう。他の国家では、掃除と言えば自動的に、箒で床を掃いたり、雑巾で床を拭くとか、そういう行為を指す言葉になる。だから、掃除機の存在すら知らないと言っても、不思議なことではない。

「そうですね。それを馬鹿にしたりすることはさらにいけないですよね。使い方さえ覚えれば、掃除機は簡単に使えますので。」

水穂は、こういう現象を笑ってはいけないと思った。むしろ、こうなる機会は将来的に増えていくのではないかなと思った。

「ほら、水穂ちゃんは休んでいたほうがいいわよ。本格的に掃除が始まったら、ほこりが舞い上がることになるから。」

「そうですね。やっと安心できますよ。じゃあ、ご指導お願いします。」

ほっと溜息をついたと同時に咳が出た。

「ほら、言ってるそばから。」

「はい。」

礼を言うことさえも咳に邪魔されるので、もう退散したほうがよいと確信した。軽く一礼して、自室へ戻った。戻ってきたのと同時に掃除機の稼働音が鳴った。やっと覚えてくれたのだろう。

一方、居室で勉強を続けていた麗子は、隣の部屋で勉強しているはずだったカレンが、急に立ち上がって、水穂や食堂のおばさんの手伝いを始めてしまったので、なんだかずるいなと思っていた。カレンにしてみたら当たり前のことであるが、麗子はなんだか自分勝手というか、勉強を放棄してほかのことに逃げているようにしか見えなかった。

翌日も翌々日も、カレンは食堂のおばさんの手伝いをした。そして、一日一度は先日買ってきた七輪に木炭を入れ、チャカマンで火をつけ、それに向かって合掌するのを欠かさなかった。

「そうかあ、すごいなあ。暑さ寒さに強いって、体力だけではなく、人種的なこともあるよなあ。」

懍からもらったスイカにかぶりつきながら杉三は感心していった。ちょうど、製鉄所で栽培していたスイカが実をつけたのであるが、今年は大量に実をつけすぎてしまって、製鉄所の利用者たちだけでは食べきれず、杉三たちに持ってきたのである。

「で、今でも七輪に向かって礼拝しているのですか?」

と、蘭が聞くと、

「ええ、大体は朝昼晩、どんなに忙しい時であっても、一日一度はやってます。」

懍は、その通りに答えを出した。

「すごいなあ、僕らも見習わなきゃいけないな。」

杉三はスイカの汁でべたべたになった手を拭きながら言った。

「それだけ中東の人にとっては大切なんだろうね、宗教は。それに、暑い中でただ一人動ける人材なので、調理係のおばさんなんか、もうすごく気に入って、皿洗いから、洗濯物を干すことまで手伝わせていて。時々ペルシャの古い歌を歌いながら、洗濯物を干していることさえあるよ。」

「でも、洗濯機や電子レンジなどの操作は苦手なようですね。」

水穂がそういうと、懍も付け加えた。

「彼女の場合、洗濯と言えば、川でするものですし、電子レンジという機械は、全く必要なかったでしょうからね。それに、中東では女性がすることと言えば、家事仕事しか認められていませんから、彼女はそういう役目を仰せつかったほうが、かえって安心するのでしょう。あちらでは、早い時から家事仕事ができるように、訓練しますからね。」

「なるほどねえ。じゃあ、やみくもに机に座っているよりいいわけね。」

「そうですね。かえって、女性が高度な勉強をしようとなると、非常識とか、ルール違反とされてしまうことが多いですから、むずかしいんじゃないですか。昔の日本でもそうでしたが、イスラムの世界では、まだまだ女性の地位は対等とは言えませんよ。最近やっと、女性が商売をすることが許可されたばかりという国家もあるくらいですからね。」

「ええ!女の人は商売やってはいけないの?」

「はい。日本人からしてみますと、信じられない現象ですが、商売どころか就職すら認められていない国家も多数ありますよ。服装だって、顔を見せてはいけないことになっていますので、あんなに暑い中、全身を覆うような格好をしなければならないですし。」

「じゃあ、何をするんだ?」

「だから、炊事洗濯に専念するしかないんだよ。杉ちゃん。」

懍の解説をまとめるように、水穂がそういった。

「つまんない。女の子は働いちゃいけないなんて。きっと、すごい暇人で、退屈で仕方ないんじゃない。」

「まあ、日本と違って、機械文明ではありませんので、退屈ということはまずないと思いますけどね。」

「だけど、教授。」

不意に蘭が発言した。

「中東ではそうかもしれないですけど、いま彼女は日本で生活しているわけですから、日本社会のルールに慣れてもらわなければならないのではないですか?日本では男で有れ女で有れ、自分の食べ物は確保しなきゃならないでしょ。彼女は、まだそれをはっきり覚えていない気がするんですよ。中東では男性に保護してもらえばいいですけど、日本ではそれはまずないし。だから、家事仕事を手伝うのではなく、外へ出て働くことを教えていく必要があるのではないでしょうか?」

「蘭さんのいう事も一理あると思いますよ。でも、それが実現するには、彼女の意識改革が必要になるので、まだまだ遠いのではないでしょうか。」

このときでは懍の意見がもっともだなと思われた。確かに、中東では全く働かないで一生を終えてしまう女性が少なくない。もしかしたら、カレンも、そういう女性しか廻りにいなかったかもしれないし、そうなれば働くという感覚を得るのも難しいと思う。

「なんかできそうな商売ってないかな。少なくとも彼女のできる技能でさ。」

杉三がそう言ったが、誰も思いつかなかった。家事労働は確かに大切だが、それが商売になるかというと、全く結びつくものではないからだ。それに、中東では女性が仕事をするというと、売春することを連想するので、仕事をしないほうが安全だと考える人も少なくない。

なので、女性は家事さえできれば大丈夫、が常識であり、高等教育を受ける女性が極端に少ないのはそのためでもある。

蘭たちは、何かできそうな商売を提案してみたが、家事労働のスキルしかなく、資格も何も持っていない彼女には無理な話だった。

その間にも、カレンは、調理係のおばさんと一緒に、料理をしたり、掃除をしたり、様々な家事労働をこなしているのであった。
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