第94区

文字数 120文字



【詠み】

未踏の雪、白無垢。
そんな何にも染まらぬ物に執着する彼女。
不倫に疲れた彼女の足は自然と冠雪の山に向かいます。
未踏の雪に未踏の愛を見るも、今度は彼女自らが踏み込んで行く白。
彼女の決意の先に待つのは頂か墓標か。
冠と天使の輪も掛けています。

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登場人物紹介

こんばんは。

恐山にゃると申します。

最近、ホラー短歌の魅力に取り憑かれて…いやしつこく取り憑いておりますw

私の中の『恐気』が尽きない限り、この詠み(黄泉)は続く…。

ホラー短歌愛好会『ホラ短部』主催者。

(Twitterにて主宰)

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