その2 用語集(のようなもの)

文字数 862文字

用語の正確性より簡潔さを重視しているので、
あまりツッコミを入れられませんよう宜しくお願いします。



ADL ・・・ 日常生活動作、のこと。ご自分でどれくらい日常生活の行動をとれるか、軽症者宿泊施設に入所していただく時、入院していただく時、在宅療養の時など、何かと気にしている。

HER-SYS ・・・ 新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム、のこと。藤野保健所では大いに活用している(はず)。
 
PPE ・・・ 個人用防護具、のこと。新型コロナウイルス感染症では、個人を感染から守る、マスクだけでなくゴーグルやガウン、手袋などの装着が重要になる。歩たちが話していたのは、全身を覆う単回使用のスーツのこと。

発生届 ・・・ 国に指定された感染症の患者を診断しましたよ、という医師の届。新型コロナウイルス感染症の発生届は即出してもらう。

調査票 ・・・ 新型コロナウイルス感染症の場合、患者への積極的疫学調査の内容を書いた書類をさす。

積極的疫学調査 ・・・ 発生した感染症の全体像や疾患の特徴などを調べること(厚労省より)。新型コロナウイルス感染症では、陽性患者の感染源と濃厚接触者を聞き取ることで、保健所は感染の拡大予防に努める。



蛇足の追記
保健所業務 ・・・ 保健所の業務内容は同じでも、各自治体によって様々なやり方があります。あくまでも「藤野保健所はこうだ」ということで宜しくお願いします。

新型コロナウイルス感染症対策 ・・・ 各保健所毎にやり方が違います。発生届→患者調査→患者管理、という流れの中でも各自治体が工夫して、最善の方法で行っています。あくまでも「藤野保健所はこうだ」ということで宜しくお願いします。(ちなみに、隣区の山中保健所でも業務の方法が少し違っていることになっています)

患者 ・・・ 登場する患者は、全て実在の患者さんとは何もリンクするものがありません。レアケースを描いてもリアリティがないので、一般的に「よくある症例」をゼロから創り出しています。似て非なるものであるということで宜しくお願いします。
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