賞味期限までにどうぞ!

作者 氷見

[ファンタジー]

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自然が豊かな土地に都会の喧騒もある過ごしやすく暮らしやすい世界。
そんな世界には稀に、異世界から人が落ちてくることがある。
最初の内は慌てた住人たちだったが、今では慣れたもので別段気にせずに暮らしてはいるが、
危害を加えるような人間の場合は容赦なく危害をもって返す気質の持ち主が多い。

また、この世界は食べ物がすべて人型になっているが、
加工品の中には人型にならないものもあるため境界は曖昧である。
そして食に関しての特異性があるため、
合法的に人扱い(奴隷)として売買されることもある。
人型であるがゆえそれに対して懸想したり愛欲を抱いたりする問題が
多々あるが、特に取り締まる法律があるわけではない。
人間、獣人、天使、悪魔など様々な種族が暮らしている。


これはそんな異世界に落ちてきた少年がただただ楽しく暮らすお話です。
※一部、残酷表現を含むためその際は題名に明記します※

登場人物

竜胆(りんどう)


この世界に落ちてきた存在。

元々の世界では容姿のことから虐められており

(また、両親からも毛嫌いされていた)

全てを諦めてビルの屋上から飛び降りたところ、

目を開けたらこの世界にいた。


その際に出会い、面倒を見てくれたのが烏頭だった。

食物が人型であることに怯むことなく馴染み、

元々あったカニバリズム染た欲望を

満たすことが出来るこの世界のことを愛している。


烏頭のことを色んな意味で

愛している上で食べてしまいたいが

そうなったら後悔することが分かっているのでしていない。


烏頭(うず)


物忘れが激しく、すぐに忘れてしまう。

が、時たま記憶が戻ったり以前のように明るく朗らかな性格で振舞ったりする。

それ以外の時は厭世家気味。


過去、飼っていた魚に

「自分が死ぬ前に食べて欲しい」と言われ涙を流し吐きながら食べてからは

ブドウしか食べることが出来ない。

その件がきっかけでブドウ園の従業員になることになったが、烏頭自身はその件について覚えていない。

それをきっかけに記憶を留めておくことが苦手になり

今現在飼っていた魚のことは一切覚えていない。

ブドウ畑からの帰り道に竜胆を見つけ保護した。

竜胆に対してはそういう性癖もいるよな、

というくらいしか感じていない。一応友人。

一華(いちげ)


烏頭の妹。

気が狂っている。

いつもへらへらと笑いながら周囲をふらついており

間延びした話し方は聞く人が聞けば恐怖を感じるかもしれない。


かつて両親が目の前で

天使に食われたことによって気が触れてしまった。

そのことだけは一華も烏頭も覚えておりいつかその天使に出会ったら

復讐したいと話している。

言ってしまえばそれだけが生きがいである。


ぶどう畑の主


同個体が何人も存在するうちの唯一である主。

体内でぶどうを生成しているため

採るためにはその腹を割かなければいけない。

ブドウ園の従業員である烏頭のことは個体認識している。

また同一体は自分を欲してくれる人に好意を抱きスキンシップは多め。


かつて、何も食べれなくなった烏頭がブドウ畑に迷い込み芳醇な匂いにつられ

無理やり食べたことからブドウを食べるようになったが、

その事を覚えているのは主だけである。

基本的にヌシも同個体もニコニコ笑顔で楽観主義。


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小説情報

賞味期限までにどうぞ!

氷見  uaweci

執筆状況
連載中
エピソード
5話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
擬人化, 食べ物, 一部BL, 残酷表現あり, 異形
総文字数
10,796文字
公開日
2024年05月24日 20:50
最終更新日
2024年06月02日 20:32
ファンレター数
0