沼のほとりの物語 肆 くさびら草子

作者 糖蜜

[ファンタジー]

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とある都市近郊の市街地。その中心から少し外れた住宅街の中には、離れ小島のようにぽつんとのこされている、緑深き公園と、沼がある……
と、いつもはそんな紹介から始まるこのシリーズですが、今回の舞台は、沼から少し離れた土地にある、山深き神仙郷となります。

祓い屋・一郎太が山歩き中に出会った、とある異類のご夫婦のお話。全十話。

登場人物

松島一郎太(まつしま いちろうた)


祓い屋の青年。二十代(ギリ)前半。独身。

和装を好むが、山歩きの時はその山のレベルに応じた山ウエアをちゃんと着る。

市井の民俗学者を名乗ってはいるが、実績は特にない。実は体力には自信があり、腕っぷしもなかなか。

謎の青年


全体的に緑がかった印象の眉目秀麗な青年。とても細い。

猫又(ねこまた)


鎌倉時代の装束を好む、古き妖。変化が得意。

シビトタケ


類似のキノコを見かけても、決して近づくなかれ。

(詳しい説明は、第四話の終わりに注釈(※)として付けています。本当に気を付けてね)

山野ゆずこ(やまの ゆずこ)


一郎太の師匠。表向き、裏向き、双方の職業においての上司に当たる。滅法強い。

民俗学には特に興味はない。

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趣味の域を超えている

珍しいくらいに読みやすい、美しいお話でした。続きが楽しみです。

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小説情報

沼のほとりの物語 肆 くさびら草子

糖蜜  mitsumame

執筆状況
完結
エピソード
10話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
沼のほとりの物語, 創作民話, 山, 小さな神さま, 現代和風ファンタジー, 猫又, 柳, 精霊, 異類婚姻譚
総文字数
12,478文字
公開日
2023年08月12日 18:05
最終更新日
2023年08月21日 06:45
ファンレター数
1