作品数18
総合評価数74
総合PV数29,029

作者ブックマーク

ファンレター

  • コメディか究極の愛か・・・

    きっと、その両方なのでしょう。勘右衛門の行動は笑ってしまうほど、ひたむきで健気ですね。怖い風貌とのギャップ萌え。心温まるお話です。一目惚れ相手の固唾(かたず)は命の水かもしれません・・・愛ですね。男色大鑑ファンの間でも名高い名シーンが、とても軽妙で詳細に描かれていて、楽しい気分になりました。そして、表紙絵の勘右衛門の太い腕と背筋!男らしくてかっこいいです。

  • 能の菊慈童の幽玄が

    2000字なのに、下敷きにされた能楽との化学反応で深く豊潤な美しい世界が描かれていてすごいです。 二人は筆談したことにすると、江戸時代の朝鮮通信使との筆談(漢詩のやりとり)みたいで面白いと思ったのですが、神武天皇から百年くらいなら、高句麗語なのかな、など、色々想像してしまいました。