第33話
文字数 313文字
気が狂いそうだった。
確かめたい。
狂おしい恋。
ずっとあきのこと考えてる。
あのひんやり冷たい身体。
白くて柔らかい、彼女だけのお乳。
それが僕のもの。
嘘だ。
そんな都合良い話があるわけない。
お金だって振り込んでくれた。
だけど、あとでたんまり取られるに違いない。
親父も最初の借金は人妻の美人局だったって聞いた。
きっと柄の悪い別居中の旦那が出てきて。
無理をした。
金ならない。
全然ない。
東京まで。
行けるのか?
帰ってこれるのか?
それでもあきの「楽しみー!」って無邪気な電話の声。
騙されてたってかまうもんか。
埼玉。
あきのFMが入る場所に、時間。
あきはコスメの解説しながら、「コントロールカラー」を何度も噛んだ。
確信したんだ。
この恋は、本物だって。
確かめたい。
狂おしい恋。
ずっとあきのこと考えてる。
あのひんやり冷たい身体。
白くて柔らかい、彼女だけのお乳。
それが僕のもの。
嘘だ。
そんな都合良い話があるわけない。
お金だって振り込んでくれた。
だけど、あとでたんまり取られるに違いない。
親父も最初の借金は人妻の美人局だったって聞いた。
きっと柄の悪い別居中の旦那が出てきて。
無理をした。
金ならない。
全然ない。
東京まで。
行けるのか?
帰ってこれるのか?
それでもあきの「楽しみー!」って無邪気な電話の声。
騙されてたってかまうもんか。
埼玉。
あきのFMが入る場所に、時間。
あきはコスメの解説しながら、「コントロールカラー」を何度も噛んだ。
確信したんだ。
この恋は、本物だって。