何者にもなれない。

文字数 754文字

連休は皆さんどの様に過ごしたのだろうか。
東北地方はすごい雨だった様で、連休どころの話じゃなかった。という方もいらっしゃるだろう。
ワタシはといえば、相変わらず何もしていない。
ほんとになんの気力もないのだ。
年齢だろうか。。。
散髪に行って、外に出たついでにピーナッツ餅を買いにいったくらいだ。

ピーナッツ餅↑
千葉県かなんかのお菓子なんだろうか。
めちゃくちゃ美味しいので、ピーナッツバター好きは食べてみて下さい。
どっちにしたってピーナッツ餅を買いに梅田に出かけた以外は、ほんとに何にもしていない。
ゲームすらしていない。
ぼけーっと怪談YouTubeを見たり、寝たりしていただけだ。
このままではいかん。
と最終日の夜「バビロン」っていう映画を見ることにしたら、さらに憂鬱になってしまった。
世間的にはどういう評価の映画なのか知らないけど、ワタシはこれを書いている今も、映画の余韻(?)を引きずっている。
簡単に説明すると、サイレント映画からトーキー映画へと変遷していくハリウッド映画界に翻弄される4、5人の人物を描いた映画だ。
中でも主人公のマニュエル(だったと思うけど)に、何者にもなれなかったワタシはなんだか内臓を抉られた。
もう人生が半分くらい終わってるワタシは、何者にもなれていない。
正社員ですらないし、誰かの母親でも、誰かの妻でもない。
マニュエルの様に巨大なものの一部に、一瞬でもなることができなかったし、これからもなれないだろう。
それを思い知らされた気がして、引きずっているのだ。
中二病だろうか。。。
あの映画をみて、ワタシの様に感じる人はいないかも知れない。
マーゴット・ロビーの顔が今っぽすぎて、あの時代になんとなくしっくり来なかったし、めちゃくちゃな感じは否めないけど、引っかかる映画だった。
気になる人はご覧ください。
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