まあ結局そうなんですよね。

文字数 466文字

知らんけど。
これは小さいころからのワタシの口癖だ。
関西の人はよく言う。
知らんかったら言うなよ。と突っ込まれそうなもんだが、別に知らないのに言ってるわけじゃない。
「最近、◯◯が流行らしいってテレビで言ってたよ。でも本当に流行ってるかどうかは分からないよね。テレビが言ってることだし」
といちいち言ってられないので、
「最近、◯◯流行ってるらしいで。知らんけど。」
となる。
凄い。二行以上も省略出来てる。
「◯◯さんはきっと、そんな風に考えたりしてないと思うよ。本人の気持ちまでは想像するしかないから、これはワタシの考えだけど」
という、恋愛相談に対する答えも
「◯◯さんはそんな風に考えてないと思う。知らんけど。」
という具合になる。
後半の殆どが「知らんけど」に集約されているのだ。
相手は突き放されたような気になるかも知れないが、突き放してるつもりは全然まったくない。
本当に知らない時は「知りません」とハッキリ言うからだ。
ただし、受け取り側には注意も必要だ。
めちゃくちゃ適当な時も言うので、その場の空気感や表情で見極める必要は絶対ある。知らんけど。
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