第18話 学園への入門

文字数 1,562文字

第18話 学園への入門

シェルピー『それで、質問ですけれどその三級魔導学園とはどういうとこですか?』
ゼイル『ああお嬢さん王族でしたっけ?
確か王族は、学園に行かなくても一級出ている公認魔法師として認められてたな』
ゼイル『魔導学園には、三つのクラスに別れている三級・二級・一級の三つだ。それぞれ、内部が豪華に装飾され一級は余程天才で無い限り貴族で無いと、入れない』
レクサム『お前、何でそんな詳しいんだ?』
ゼイル『前に俺も入ろうとしたんだよそしたらあの連中断りやがったまぁ、あとでボコったけど…』
レクサム『あっちなみに姉貴は一級出てるぞ』
ゼイル『世界は広いな…絶対俺が悪意無いって見抜いてたじゃんあの時』
ゼイル(しかも…捉えられている時も常に警戒を、緩めなかった天才っているもんだね)
ゼイル『でっ一級を出ると、魔導協会の公認魔法師として認められる何でも一級魔導学園は、直接魔導協会が審査しているらしいここで認められれば最上位の魔法師として認められるだけで無く腕次第では直接協会からスカウトが入る手筈だ』
ゼイル『そして補足、一級は偽装では入れませんなんたって教師として入る者達には、引退した元魔導将軍もいるからな』
ゼイル『普通に魔力感知を掻い潜れないし経験で劣るからな』
ゼイル『俺の特性ゴーストでもな』
ゼイル『他の二級は、要は兵に入る者達三級は平民が入る所だろう』
ゼイル『魔導将軍は、一級出てたり王族が着いてたりする』
ゼイル『見えて来たぜあそこが、オスマーズの検問所だ』
ゼイル『あそこは、一定の魔力が無いと入れないからな』
レクサム『まっ確かに全員一定は、持っている』
ゼイル『なら問題無いだろ』
兵士『監査します』
兵士『確かに魔力を感知通して良い』
兵士『ここから少し歩くと首都リブールが見えて来ます』
兵士『この反応は…』
兵士『失礼しました。公認魔法師でおられましたか』
兵士『ヴァラメンス共同国の王女シェルピー様に間違いない急いで馬車の準備を…』
兵士『はっ!』
レクサム『こうやって、公認魔法師の魔力は登録されているんだ』
兵士『ここは魔法師を歓迎する国です。馬車を用意致しますのでしばらくお待ちください』
こうして首都リブールへ向かう

魔導国オスマーズは、主国『同盟及び支援と援助を行うトップの国』魔導国ソルティシア管轄の国の一つで、世界中から数多くの魔法師が魔導国に集まって来る
魔導国は他にも存在しソルティシアを中心にして、魔法師を歓迎しまた新たな魔法師を迎え入れる為魔導学園を開いているのだ
多くの学園入門者の目的はただ一つ魔導学園を出て魔法師になることだ
二級、三級でも魔法師は魔法師
一級は、天才や王族が入る場所だが
二級・三級は一般市民でも入れる
検問所を越えると、晴れていた風景とは違い魔導国オスマーズは霧に覆われていた
これは、外部から攻め来る敵を撹乱及び炙り出す為のものでありこの国の魔導将軍のものであり、かなり強大な魔力を持っているらしい…
レクサム『かなり高度の魔力操作が行われている…襲撃者は、魔導将軍の目の前に出るようになっている寸法だろう』
林道を抜けると何やら、壁のようなものが見えて来る…
近づくにつれてそれが巨大な門であることが分かった
そこには、頂が見えない程の巨大な門がそびえ立っていた…
巨大な門は轟音と共に、開き始める
中から魔法師と思われる一人の女性が出て来た
リメイル『私は、この国の魔導将軍の一人リメイル・コルサピールですこの霧も私が、出しております涼やかな気分になれますよね』
リメイル『さて、ここに入られる人にはこの言葉を送るのがお決まりでして…』
巨大な門が開き切る

リメイル『ようこそ、魔導国オスマーズへ貴方様達が、もし魔導学園を受けられるなら立派な魔法師になられることでしょう少なくとも私は、そう見越しております。』
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