第35話 合同実技試験1

文字数 1,017文字

第35話 合同実技試験1

カルドラ『明日は、私が担当では無い私と、違って冒険者から将軍となったのではなく、一級を出て将軍となり引退した者が2人教師として赴く。』
カルドラ『他の学園から、一年の者達が来るが…まあ大したことは無いだろう』

カルドラさんが、昨日仰っていた言葉を思い出していた
そう…今日は、他学園との合同実技試験である
これで一年の、今後の順位決定がなされる試験
この試験で、最下位の者はこの先期待が無いと思われる重要な試験の様だ。
あの時の、私は内心緊張していた
シェルピー『大丈夫ですよ。パメラさん行きましょう。』
パメラ『はい』

ライル『おっパメラが、実技試験を?』
?『はい なんでも一年の最有力候補であるようです。』
ライル『そうでしょそうでしょなんたって、僕が選んだんだからね』
?『親戚である事が…彼女を選んだ理由では無いですね?』
ライル『…』
?『彼女がもし、魔力を持たない一般人ならあなたは、会うことも無かった』
ライル『危険が及ばない為だよそう思ってて!もし、その場合はね…』
?『カルドラ・ウィルベイルが、彼女とシェルピー様の審査を行った際何やら見た事の無い不思議な力を2人共使ったようです』
?『カルドラにも聞かれたと思うのですがあれが、彼女らを選んだ理由でも?』
?『わざわざ特別入門者を、新たに作ってまで』
ライル『あれは、僕も想定外だそんなの聞いた事が無い』
?(ライルさんでもご存知の無い力…)
ライル『はいっこんな話はやめやめ!』

ライル『まああの試験は、不合格は無いけど今後の審査基準に影響するから自信のない入門者は特に緊張が高いだろうね』
ライル『そう暗い顔しないでくれよ!』
ライル『クラン!同じ戦場を戦った戦友だろ』
クラン『あれは、昔の事です。』
ライル『しかも君は、あの英雄軍の1人だった者を祖父に持つみたいじゃ無いか…』
クラン『祖父は、かなりの歳を取られている英雄軍となったのは、22の時になります。』
クラン『私は、祖父を越えられません』
クラン『英雄軍とは、その位の差があります』
ライル『でも、お祖父さんの英雄軍についての話は好きだったみたいだね』
クラン『聞きましたね?お得意の、瞬間魔法で』
ライル『まあね』
ライル『さてパメラは、どうかな勿論合格だけど…怪我とかしないかな?』
クラン『今回の試験は、他学園からも教師が赴かれます。』
クラン『危険性は0に等しいでしょう』
クラン『歴戦を生きた。将軍であった方達が来られるのですから』
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