はじめに ~「物語が動きださない」ってこと、ありませんか?~

文字数 707文字

こんにちは、ヒツジのミミュラです。
突然ですが、こんなお悩み、ありませんか?

物語が、動きださない。

プロットをしっかり立てた。キャラクター一覧表もきっちり作った。
でも、はじめの一歩が、踏みだせない。
ということ、ないですか?
ヒツジは、よくあります。

ぜんぜん動きださずに眠っているプロットとキャラクターが、

パソコンの中にいーっぱいあります。

もう、ぱんっぱん。

これが全部発芽してくれればヒツジ、いまごろ大作家です。
ふんっ。

ついでに言うと、最近まったく着てなくて眠ってる服がクローゼットの中に(以下略)
動け、物語よ。えいっ!
という、魔法の杖がほしいですよね。ありませんけど。

そんなとき、皆さんはどうしてますか?
ヒツジは……
うっかりネットサーフィンをして、よけいな物をポチっちゃったりします。
あう!
でもね、
そんな買い物で、なんと運命的なモノに出会っちゃったんです。

魔法の杖ではないけれど、とっても素敵なサイコロ。
その名も「だれがどすた?」(誰がどうした?)
杉の木のサイコロを4つ組み合わせて、おはなしを作るキットなのです。

これで作ってみたおはなしのシリーズがこちらです。
『だれがどすたの物語』

そのとき長編を書き終えたばかりで、
ほっとして、肩の力を抜くつもりで、
小さなおはなしたちを書いてみようと思っただけだったのですが……

ふと、気がついたんです。
「もしかして、どんな物語も、けっきょく『誰がどうした』に集約できちゃう……?」
!!
いや、まあ、あたりまえと言えばあたりまえなんだけど、
あの瞬間は、それこそ
「ウォーター?」
ってひらめいたときのヘレン・ケラーなみの衝撃だったんです。
そんな話を、このエッセイでは書いていきたいと思います。
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登場人物紹介

ミミュラ

このチャットノベルの管理人。ときどきアマビエに変身する。
ヒツジのくせに眠るのが下手。へんな時間に起きてしまったり寝てしまったりする。
暑がりで寒がりで、さびしがりや。

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