第26話 エゴ

文字数 140文字

今回下車する駅は有名画家の生家があり、貴婦人は絵を返却したかったそうだ。

少し興味本位で、彼女に同行する。悪魔も一緒だ。スナック菓子をくれたお礼なんだとか。

画家の墓参りもさせてもらったが、墓石が奇妙な角度で曲がっていた。死後も「作品にかけた魔法を継続させたい」彼のエゴの結晶らしい。
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