第11話 文房具たちのお悩み第二弾
文字数 802文字
作者「今日は文房具のみなさんのお悩み第二弾です。日頃の悩みを・・」
げんさん「オイ、ちょっと待て。なんで今日は二人なんだ」
作者「前回のみなさんはあれで全部だと。それと他のみなさんは特にないって言ってました」
げんさん「そうなのか。こんなジジイと二人だと盛り上がらねえだろ」
孫兵衛さん「こら、ジジイとはなんじゃ。ワシの話をきけ」
「ワシが孫の手の代わりなのはもういいんじゃが、居場所がきまっとらん。たいがいはミシンのそばにいるが、ミシンが倒れてきやしないか気が気じゃないわい。他にはタンスの上。この間はフトンにまぎれて押し入れの隅に3年ほどおったぞ。誰もワシのことを探そうとせんからな。見つかったのも偶然じゃ」
「せまいところに落としたものを取り出すときにもよく使われるのう。そのなかでも、冷蔵庫の下は最悪じゃ。ホコリにペットボトルのふた、食べかすまで。思い出すだけで身ぶるいするわい。しかし、昔落とした100円玉がみつかったときはラッキーじゃ」
「それに、あのぅあれ。なんじゃ、光るかまぼこ板」
げんさん「なんだ、スマホか?」
孫兵衛さん「そうそう、すまぁほぉ。あれはよーわからん。カレンを撮ろうとしたらすぐ連写になってしまう。指がガサついてるからかのう」
げんさん「そりゃいいが、カレンちゃんの隠し撮りか?このエロシジイ」
孫兵衛さん「いやいや、昭和では当たり前じゃ」
作者「昭和でも無しです」
げんさん「話それてねえか。こっちはなにを言いたかったかもう忘れたぞ」
孫兵衛さん「そうやってトシをとるんじゃ。忘れることは大事じゃぞ」
げんさん「はあ?」
孫兵衛さん「みんな悩んで大きくなる。大きくなったら悩みは不安になる。不安は病をもたらす。明日生きていくのに必要でないことは忘れるんじゃ」
作者「年の功ですね」
作者「第三弾どうしますか?」
孫兵衛さん「明日でもいいぞ」
げんさん「それも忘れるんだろ」
げんさん「オイ、ちょっと待て。なんで今日は二人なんだ」
作者「前回のみなさんはあれで全部だと。それと他のみなさんは特にないって言ってました」
げんさん「そうなのか。こんなジジイと二人だと盛り上がらねえだろ」
孫兵衛さん「こら、ジジイとはなんじゃ。ワシの話をきけ」
「ワシが孫の手の代わりなのはもういいんじゃが、居場所がきまっとらん。たいがいはミシンのそばにいるが、ミシンが倒れてきやしないか気が気じゃないわい。他にはタンスの上。この間はフトンにまぎれて押し入れの隅に3年ほどおったぞ。誰もワシのことを探そうとせんからな。見つかったのも偶然じゃ」
「せまいところに落としたものを取り出すときにもよく使われるのう。そのなかでも、冷蔵庫の下は最悪じゃ。ホコリにペットボトルのふた、食べかすまで。思い出すだけで身ぶるいするわい。しかし、昔落とした100円玉がみつかったときはラッキーじゃ」
「それに、あのぅあれ。なんじゃ、光るかまぼこ板」
げんさん「なんだ、スマホか?」
孫兵衛さん「そうそう、すまぁほぉ。あれはよーわからん。カレンを撮ろうとしたらすぐ連写になってしまう。指がガサついてるからかのう」
げんさん「そりゃいいが、カレンちゃんの隠し撮りか?このエロシジイ」
孫兵衛さん「いやいや、昭和では当たり前じゃ」
作者「昭和でも無しです」
げんさん「話それてねえか。こっちはなにを言いたかったかもう忘れたぞ」
孫兵衛さん「そうやってトシをとるんじゃ。忘れることは大事じゃぞ」
げんさん「はあ?」
孫兵衛さん「みんな悩んで大きくなる。大きくなったら悩みは不安になる。不安は病をもたらす。明日生きていくのに必要でないことは忘れるんじゃ」
作者「年の功ですね」
作者「第三弾どうしますか?」
孫兵衛さん「明日でもいいぞ」
げんさん「それも忘れるんだろ」