第3話 文房具たちのお悩み
文字数 984文字
作者「今日は愛しい文房具のみなさんに集まってもらいました。日頃悩みがあれば聞かせてください」
太郎「歯(刃)に芯がはさまったり、おなかに削りカスがいっぱいになってしまったとき苦しいんだ」
作者「そんなときはどうするんですか」
太郎「パパさんにお願い、お願いって見つめてると分解してきれいにしてくれる」
作者「気持ち通じてますねぇ。うらましい」
コロロちゃん「芯が折れてよく見ると以外と奥までいってるときつらいわよね」
太郎「わかる。そんなときはいっぱい削らなきゃいけないからね」
Bえんぴつんくん「たまに削っていないうしろのほうをカジカジされる。まさとくんの歯が心配になるよ」
作者「まさとくんに言っときます」
作者「消しゴムのげんさんは何かお悩みありますか」
げんさん「オレか。オレにないわけないだろ。よく聞け。オレたちは新しいうちはいいが、小さくなってつつみ紙がとれてしまうとすぐにまっ黒になって手アカがついて、消しても逆に汚れてしまう。それこそ舌打ちを何度聞いたことか。
消すときいきおいあまって机からすっとんだこともあるな。一生けんめい探してくれるけど、となりのとなりの机のカバンの下なんか、掃除のときにしか見つけてもらえない。
カッターで切り刻まれたり、えんぴつで落書きや刺されることも・・・そういえばBえんぴつお前このあいだオレを串刺しにしてくれたよな」
Bえんぴつくん「ちょっと先っちょが当たっただけだよ」
作者「まあ、まあ」
げんさん「貸し借りなんざ日常茶飯事だ。借りたら返す。これができねえ奴もいる。オレもあやうく貸した女の子の筆箱に入れられそうになったことがあったけど、まさとが助けてくれたからよかったよ。ちょっとはそのままでもいいかな、とは思ったがな。ガハハハハ
近頃はペーパーレスとかなんとか言ってオレたち文房具を持たなくて済むときやがる。第一自分の手で文字を書かねえで覚えられるか。漢字の間違いだって変換ミスだぁ?パソコンのせいみたいに言うんじゃねえ。てめぇの誤記だ。誤記。あ~腹立ってきた。オイ太郎飲みに行くぞ!」
太郎「イヤ・・・ハイおともします」
作者「太郎くん悩みが増えましたね」
げんさん「なんだとこのやろう。お前も消されたいのか!」
作者「そん ことは す。これか さんの を期 し す」
げんさん「へっざまあみろ。第二弾やるからな」
太郎「歯(刃)に芯がはさまったり、おなかに削りカスがいっぱいになってしまったとき苦しいんだ」
作者「そんなときはどうするんですか」
太郎「パパさんにお願い、お願いって見つめてると分解してきれいにしてくれる」
作者「気持ち通じてますねぇ。うらましい」
コロロちゃん「芯が折れてよく見ると以外と奥までいってるときつらいわよね」
太郎「わかる。そんなときはいっぱい削らなきゃいけないからね」
Bえんぴつんくん「たまに削っていないうしろのほうをカジカジされる。まさとくんの歯が心配になるよ」
作者「まさとくんに言っときます」
作者「消しゴムのげんさんは何かお悩みありますか」
げんさん「オレか。オレにないわけないだろ。よく聞け。オレたちは新しいうちはいいが、小さくなってつつみ紙がとれてしまうとすぐにまっ黒になって手アカがついて、消しても逆に汚れてしまう。それこそ舌打ちを何度聞いたことか。
消すときいきおいあまって机からすっとんだこともあるな。一生けんめい探してくれるけど、となりのとなりの机のカバンの下なんか、掃除のときにしか見つけてもらえない。
カッターで切り刻まれたり、えんぴつで落書きや刺されることも・・・そういえばBえんぴつお前このあいだオレを串刺しにしてくれたよな」
Bえんぴつくん「ちょっと先っちょが当たっただけだよ」
作者「まあ、まあ」
げんさん「貸し借りなんざ日常茶飯事だ。借りたら返す。これができねえ奴もいる。オレもあやうく貸した女の子の筆箱に入れられそうになったことがあったけど、まさとが助けてくれたからよかったよ。ちょっとはそのままでもいいかな、とは思ったがな。ガハハハハ
近頃はペーパーレスとかなんとか言ってオレたち文房具を持たなくて済むときやがる。第一自分の手で文字を書かねえで覚えられるか。漢字の間違いだって変換ミスだぁ?パソコンのせいみたいに言うんじゃねえ。てめぇの誤記だ。誤記。あ~腹立ってきた。オイ太郎飲みに行くぞ!」
太郎「イヤ・・・ハイおともします」
作者「太郎くん悩みが増えましたね」
げんさん「なんだとこのやろう。お前も消されたいのか!」
作者「そん ことは す。これか さんの を期 し す」
げんさん「へっざまあみろ。第二弾やるからな」