第13話 家にお邪魔するときでも女王様の都合が1番

文字数 762文字

これは、生まれ変わったら
水族館のクラゲになりたい私が
シャチ女王の息子と結婚して
第2子が生まれた後のお話



〜シャチ女王 家にお邪魔するときでも私の都合が一番よ



2人目の里帰り出産の時。

1人目の時は出産翌日に病院にやってきたシャチ女王でしたが、
2人目時は退院してすぐに、私の実家に訪れました。


自営業をしている実家。

女王様が来る日にはお店を休んでおもてなし。

何時間もかけて来てくれるのだから、
感謝しないと、とは思うのだけど。。。



シャチ女王様の言動は
水族館のクラゲに憧れる私には理解できないことが多すぎる。



その1

「○○日に行くからよろしくね」

女王様からの1通のメールで全てが決まる。

それに合わせて、お店を臨時休業にして
準備に勤しむ人々。

こちらの都合を伺うようなことはないのか!?

と私は思ったのだけれども。

え、私の考えすぎ。。???

女王様の言うことは絶対。



その2

シャチ女王、女王様の夫が来ることは知っていました。

あえて連絡はないけれど、
女王様の息子も来るだろうとは思っていました。


だけど、


なんと!



息子の彼女まで来ちゃいました!



こちらは昼食やその後のティータイムの準備のために
人数も把握しておきたいところ。

「彼女も行くかもれない」

2日前にメールがきた、のみ。

前日に彼女も来るのか連絡して聞いてみても、
返事は
「行くかもしれません」


まるでドッキリのように
最終人数は会ってみないと分からず。



シャチ女王様によく
「常識がない」とか
「こんなの当たり前じゃない」とか
言われていました。


よそ様の家にお邪魔する時には
相手のご都合を聞かない?
この日は大丈夫ですかって確認しない?


女王様にこちらでランチの用意をしておきますって
伝えているのだからなおのこと
お邪魔する人数も事前に伝えない?



生まれ変わったら水族館のクラゲになりたい私。

シャチ女王様の常識がわからない。
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