セリフ詳細

もう半世紀以上前だけど,SFをスペキュレーティブ・フィクション(思索的小説)と呼んだ人たちもいたんですよ。

その当時ニューウェイブって言われたSF作家の作品には『宇宙船、テレパシー、ロボット、時間旅行』といった小道具を敢えて否定して、人間の内面を描こうとしたものもあった。

代表的なのはイギリスのJ・G・バラードだけど、当時はウィリアム・S・バロウズもSFって呼ばれてた

作品タイトル:苦手な人のためのSFセレクション

エピソード名:SFって?(1)

作者名:加藤猿実  Sarumi

30|SF|完結|15話|41,200文字

SF小説, 対談, 大学教授, 女子大生と高校生, 初心者向け

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「SFってとっつきにくいですよね」
「SFってサイエンス・フィクションでしょ?」
「もう科学万能の世の中じゃないし,今さらSFってね?」
「たまには読んでみたいけど、何から読んだら良いのかわからない」
そんな風に考えている皆さんのために、SFファンでもあるロボット工学者の森谷幸弘博士にお話を伺いながら、先生がお薦めするSF小説を紹介していきます。
(森谷先生は5年後に小説『Ai needs Yu』に登場する架空の人物ですので、悪しからず)

追記:グレッグ・イーガンがないのは何故か? と友人に問われました。筆車は大好きな作家ですが、森谷先生はイーガンの登場以降SF小説は少し難しくなったと感じているようです。