セリフ詳細

西洋美術を国が集めたのではなく、この美術館の美術品はもとは松方個人が集めたコレクションだったからこそ、初日の前日の抗議パフォーマンスが成り立つ。この松方コレクションを築いた松方幸次郎は、川崎重工の前身である川崎造船所の初代社長を務めた人物で、だから抗議は、具体的には国立西洋美術館のオフィシャルパートナーである川崎重工業株式会社に対し、イスラエルの武器の輸入の取りやめを要求して、国立西洋美術館に対しては、川崎重工に対しイスラエルの武器の輸入・販売の取りやめを早急に働きかけるよう訴えた、というのが経緯として成り立つのよね。

作品タイトル:死神はいつも嘘を吐く

エピソード名:この美術館の可視/不可視のフレームはなにか、について(上)

作者名:成瀬川るるせ  rulerse

6203|学園・青春|連載中|122話|210,992文字

死神, ガールズラブ, 百合, 社会・思想, まったりタイム, 現代ファンタジー, チャットノベル大賞, 宅飲み, 日常, 創作論・評論

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今日もまったりライフの、田山姉妹と居候の死神少女が織りなす一幕劇。忍び寄る影には評論のチカラで立ち向かえ。死神少女たちの青春×思想に、抹茶ラテを添えて綴る日常ファンタジー。