セリフ詳細

もともと意識の対象であった「感覚的・知覚的世界」は「説明としての対象」の「外部」に維持されたままです。ここに、「新しい分離」が生じてしまうのです。それは「外的で到達不可能な世界の現象と、意識の出来の良い説明に証されている真理の分離」だ、と言うのです。この分離を乗り越えるために、「感覚的・知覚的世界は意識と『統一』されねばなら」ず、その『統一』の試みが『自己意識』であり、その自己意識が最初にとる形態こそが『欲望』なのだ、と結論します。

作品タイトル:死神はいつも嘘を吐く

エピソード名:地下室からのコナトゥス【第八話】

作者名:成瀬川るるせ  rulerse

6203|学園・青春|連載中|122話|210,992文字

死神, ガールズラブ, 百合, 社会・思想, まったりタイム, 現代ファンタジー, チャットノベル大賞, 宅飲み, 日常, 創作論・評論

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今日もまったりライフの、田山姉妹と居候の死神少女が織りなす一幕劇。忍び寄る影には評論のチカラで立ち向かえ。死神少女たちの青春×思想に、抹茶ラテを添えて綴る日常ファンタジー。