セリフ詳細

むしろ知らないほうがいいかもしれないな。

天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄の六道……つまり六つの世界を、もっと今流の「六つの生き方」にアレンジしてるし、乳がゆがトウモロコシになっていたり。

下手に仏教を知ってるとツッコミたくなってしまうかもしれないけれど、成道に始まって、四苦八苦とか四諦八正道とか、仏教の基本理念が分かり易く説明されてるから、この小説を入り口にして実際の仏教を勉強するのもアリかもしれないね

作品タイトル:苦手な人のためのSFセレクション

エピソード名:その9『アメリカン・ブッダ』

作者名:加藤猿実  Sarumi

30|SF|完結|15話|41,200文字

SF小説, 対談, 大学教授, 女子大生と高校生, 初心者向け

122,157 views

「SFってとっつきにくいですよね」
「SFってサイエンス・フィクションでしょ?」
「もう科学万能の世の中じゃないし,今さらSFってね?」
「たまには読んでみたいけど、何から読んだら良いのかわからない」
そんな風に考えている皆さんのために、SFファンでもあるロボット工学者の森谷幸弘博士にお話を伺いながら、先生がお薦めするSF小説を紹介していきます。
(森谷先生は5年後に小説『Ai needs Yu』に登場する架空の人物ですので、悪しからず)

追記:グレッグ・イーガンがないのは何故か? と友人に問われました。筆車は大好きな作家ですが、森谷先生はイーガンの登場以降SF小説は少し難しくなったと感じているようです。