倭菊慈童 契せし義兄に寄せる永久の戀

[歴史]

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【2000字歴史】大和政権の雄略大王が富士の麓に霊泉有りと聞き、平群の鵜魚を送った。そこには神武大王により流された永遠の命を持つ童子がいた。能「菊慈童」に題材を得た主従の契の物語。表紙は山野林梧様作。

ファンレター

能の菊慈童の幽玄が

2000字なのに、下敷きにされた能楽との化学反応で深く豊潤な美しい世界が描かれていてすごいです。 二人は筆談したことにすると、江戸時代の朝鮮通信使との筆談(漢詩のやりとり)みたいで面白いと思ったのですが、神武天皇から百年くらいなら、高句麗語なのかな、など、色々想像してしまいました。

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