死神の宴 卯月絢奈の推理ファイルII

[ミステリー]

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友人からのメッセージを頼りに東京へとやって来た絢奈は、ある家族を「死神の魔の手」から守ってほしいと依頼されてしまう。
その家族とは、「大宮財団」という巨大な財団を運営している老人・大宮神丞を当主とした大宮家だった。
「令和の世で横溝正史みたいな事件が起こる訳がない」と思っていた絢奈だったが、夕食の場で長男・大宮智晴が毒殺されてしまう。
夕食のカレーを怪しんだ絢奈は、刑事に頼んで「カレーに毒が入っていないかどうか」を調べることにした。しかし、カレーに毒は混入していなかった。
その日の夜。脅迫状のメッセージを受けて長女・大宮深雪の部屋で就寝した絢奈だったが、絢奈が寝ている間に深雪は帰らぬ人になってしまう。

一連の事件を「死神の仕業」として推理することになった絢奈だったが、果たして死神の正体とは誰なのか?

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